縁を結いてLive ver [SHAMANIPPON]
縁を結いて ~LIVE ver~
音楽好きの知人にアルバムのイベント会場限定版「ふつうよし」を進呈
感想を楽しみにしてた。
5月2日の武道館、清志郎のロックンロールショーで落ち合う。
で、どうだった?
「サンタナしてるね」
やっぱそう思うか・・・
「シャーマンだからね」
「うん、歌よりインストがダントツいいね」
oioioioi おいおいおいおい オイオイオイ
「才能、プレヤーの方があるじゃん」
TUKUFUNK一曲のインストだけでそう思うの?なんてこった。
「歌はどうだった?」
「多彩だね、何だね・・・ジャズもブルースも何でもアリでさ」
音楽に魅せられているからしょうがないよ、誰でも憧れから入っていくもんだよ。
「マネって当たり前だよ、こんだけ音楽やり尽くされていれば誰か似るのはしょうがない」
うんうんうんうん
最後のひとこと。
「今の日本でこんなアルバム出せるのは堂本剛しかいないね」
やっぱそこにいくか。
清志郎の残した言葉をパンフレットの中に見つけた。
「ウワツラしか出すなって」
二人して同時に頷いた。
出せるのは剛さんだけです。
サンタナと感じたのは彼が冥想の師シェリ・チンモイ導師によって音楽が変わったのに似ているとのこと。
「キャラバンサライ」「SHAMAN」の中で感じたことが今回のアルバムで感じるのだ。
ふたつのコンセプトアルバムはデビューからの「大衆に解りやすいノリ」 からは異質な精神性を求めるサウンドにあふれてる。
スピチュアルな世界から帰って来た時、再び故郷メキシコがオリジンとした「アミーゴ』モンスターセールスの「スーパーナチュラル」もある。
それらの「ストレート」は大衆を引き込み評価される。
SHAMANなサウンドを神からの伝言として弾くのには全身白いコスチュームにこだわるサンタナ。
「縁を結いて」PVで白の巫女風の衣装を見た時この曲の位置をサンタナを感じたのだ。
LIVE-ver は神社で創られ、神社で録音され神社で演奏される。
ホールで聴くのとはまた違う連鎖反応が起るのだ。
そしてその連鎖は映画「平安結祈」のあのシーン以外ないのです。
「時空」を聴くとシルクロードを旅する三蔵法師、そしての砂漠に連なる商隊の駱駝と太陽の「キャラバンサライ」のジャケットが浮かぶように。
三年の時間の経過、置かれてる環境、支持するファン・・・ありきのアルバムです。