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君の涙ドナウに流れー1956 ハンガリー [トラベル]

「君の涙ドナウに流れー1956 ハンガリー」

公開に先駆けて見た


市民による未遂革命「ハンガリー動乱」と「メルボルン・オリンピック」金メダル獲得までのストーリーです。
国会議事堂前の「1956」のモニュメント意味が実写のごとく映像でみることができました。
祖国への思いは力強く真実がつづられ、ソビエト連邦への市民の抵抗が丹念に描かれてます。
あの美しいブタペストの街に戦車とソ連兵の容赦ない鎮圧が悲しい。
ソ連軍隊に対し、学生の蜂起で市民が戦いに挑み革命をおこす。
歴史の事実が語り継がれてます。

     
1956年のニュース報道より

               
王冠上の十字架が左に曲がっているのはハンガリー王国時代、敵の略奪を
避けるために慌てて隠した時にぶつかって倒れた。
この王冠、現存のオリジナルとは別にレプリカが国会議事堂内で見学できます。
メルボルンオリンピックで表彰式にはこのこの紋章の国旗が掲揚されました。


映画の中にも描かれる国旗
ソ連の弾圧時代には「赤星・ハンマー・麦」が紋章に使われてた。
映画の中で紋章が鋏で切り取られシーンがあります。



1956年以降のハンガリーの国旗
赤は自由獲得の流血
白は平和を願う清らかな心
緑は未来への希望


両親を秘密警察に殺された女性活動家ヴィキと、
水球チームの花形スター、カルチの愛。
カルチの母親、祖父、弟の家族の絆。
特にハンガリー男性は母親をとても大切にする
ので危険な抵抗運動に傾く息子を案じる母親の姿が痛々しい。
E☆Eの歌う「a happy love word」
の歌詞が体中に回り始めていた。


  恨むつもりなんかはじめから用意なんてしてないの
  そんな為にあたし
  あの子を産んだんじゃない
  こんな悲しい出来事が
  もう2度とおこらないように
  探し歩かなきゃいけない
  a happy love word
作詞:ENDLICHERI☆ENDLICHERI
アルバム「Coward」より

大国に首都を占拠され「自由」を奪われる
戦争という名のもとに破壊と殺戮を目撃した
ブタペスト市民の心情がこの映画が伝えてくれた
世界遺産に指定されている美しい街並みが砲撃されるシーン
「流血の試合」を体験したした元オリンピック選手が協力した水球試合シーン
広場での集会シーン
すべてがリアルでした

1989年東欧で初めて民主主義国家に移行しハンガリーは
「ヨーロッパ・ピクニック計画」と呼ばれる民主フォーラムの集会を開催
半信半疑参加した東ドイツ人は
オーストリアとの国境の鉄条網をほんの数時間開放されたことで
ここハンガリーの小都市シェブロンを経由しオーストリアに亡命した
このことがきっかけでベルリンの壁の市民による崩壊へと繋がる
あの当時唐突に思えた「ベルリンの壁崩壊」は
ハンガリー動乱から始まっていた
1956年のハンガリー動乱(ブタペスト市民は革命と呼ばれてる)があり
共和国へ変貌したことで近隣の東側の国々が変わりだした
EC統合への参加も果たしことで急速にハンガリーは身近な国になりました
今まで未知の国でしたが、訪れる経験を持ったことで
美しいドナウ川だけでは無く悲惨な体験を持つ市民を知り
あの街の風景にある重さを、深さを理解できました

有楽町シネカノン2
11月17日より上映
公式ホームページ   http://www.hungary1956-movie.com/
現在のドナウ川時差7時間   
http://www.irisz.hu/
映画のストーリー(ネタバレ) 
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8572


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2005年 ハンガリー紀行 帰国 [トラベル]



2005年 10月2日帰国

KL3202便ブタペスト発11:00アムス着13:15

KL861便アムス発14:15     なんと、アムスの空港で見た灰皿。
行きは朝早くて気がつかなかった。煙も匂いもないの通過していた。
13時間の禁煙でハンガリーまでたどり着くまでガマンし続けてたのに。
アムステルダム空港の長~~~~~いゲートの中間に
仕切りもないオープンスペースにそれはあった。

そして驚き2連発。

 「気合だ!!!」口親子さんと女子レスリングチームと同じ便でした。

2005年女子レスリング世界大会結果報告
ハンガリー・ブタペスト(ネプスタジアム)
51kg 坂本日登美    自衛隊   金
55kg 吉田沙保里    A
LSOK綜合警備保障 金
59kg 正田絢子  ジャパンビバレッジ 金(決勝の相手はハンガリーでした)
63kg 伊調 馨  中京女大 金
浜口京子(銀)坂本真喜子(銅)坂本襟7位です。
こちら日本レスリング協会公式ホームページでブタペスト大会の詳しい報告が見られます。
http://www.japan-wrestling.jp/New05/000-3.html
思うにこれだけがんばってるのに女子レスリングチームがエコノミークラスで凱旋
なんという国なんだ
浜口親子の個人広告がないと私たちにまで実情が届かない
機内でもムードメーカーの京子さんが本当に良い子でした。
2008年北京オリンピックでは得点のカウント計算間違いが無いようにして
がんばって嬉涙を流して欲しい。
男子部門では。。。。。。ハンガリーが団体優勝デス。
現地応援は叶いませんでしたが最後に女子レスリングチームと遭遇できた
のでやりたい事がひとつ実現しました。
ハンガリー国への印象は行く前と帰国してからは違います。
だから未知への旅はやめられない。
またひとつ幸せを見つけました。
優しくてシャイなマジャール人

人に勧めたい!マジャール国

国外へ行くならマジャールへ!
今すぐ見れるドナウ川
http://www.irisz.hu/ 
Budapest Live Webcam


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2005年 ハンガリー紀行 センテンドレ [トラベル]

2005年 10月1日 センテンドレ

本日のスケジュール
ドナウベント市(センテンドレ)
 マジパン博物館
教会
CDショップ、ぶらぶらショッピング
お土産 
ランチ;ハンガリー料理(ロールキャベツ)
ブタに戻ってシナコーグの外観のみ拝む
ディナー

センテンドレ駅は
ブタペストのバッチャーニ広場からHEVに乗り40分。
ドナウベントの意味は「ドナウの曲がり角」この地に
ケルト人からはじまりセビリア人によって作られた美しい古都。


中央広場から丘へ登る細い路地。

マジパン博物館に展示されてる、マジパンのハンガリー。

国旗部分に彩色されたのが現在のハンガリー国、
まわりを取り巻く国土がトリアノン条約で分割、7割の国土を失う。

海の無い内陸の国になりました。


道端でみつけた井戸。水が出た!びっくりした。

教会の壁髑髏のレリーフ



同じく髑髏レリーフの壁、何を意図としてるのか?
バルカン文化でしょうか。
髑髏は死者ではなく再生の象徴としてメキシコあたりでも
取り上げられるモチーフ。セルビア人の文化かな?


木枯らしの音が聞こえてます。

冬だね。

どんぐりもいっぱい落ちてます。


印判での藍染めのプリント。両サイドの木で出来た印刷用の板で転写。
中国から日本にも伝わったこの藍染め。

ハンガリーに渡り伝承されてるんだ。なんだかほっこりする。
私たちには共感を呼ぶプリント。


お土産物さん、物価が安いので信じられない手工芸品が手に入ります。
カラフルお花の刺繍はハンガリーを代表する、カロチャ地方の民族刺繍。
テーブルウエア。ビーズのネックレスなどなど。

CDショップ
ケチュケメートの市庁舎で聞いたあのメロディーをお店の方に
聴いてもらい探して頂きました。
どうしても見つからないので、マスターお奨めのハンガリー民謡の
CDを記念に買う。旅行に行くと必ず土地のCDを買う。
良き思い出になります。



三角広場の中央に咲いてた花。ランタナかな?

 
ランチで判明した私たちの求めた「ロールキャベツ」は
冬限定らしい。いくら探しても無いのです。
パプリカの肉詰め「トルトット・パプリカ」と「ヨーカイ豆のスープ」
がハンガリー最後ランチになる。

 
ブタペストに戻り、駆けつけたシナゴーク(ユダヤ教会)
休館日でした、残念。

旅は次の課題を残します。
気球
ロールキャベツ
世界一豪華なマクドナルド
ケチュケメート市庁舎のメロディー
リスト音楽院
カフェニューヨーク
地質学研究所
ホルトバージュのプスタで乗馬
1989年ベルリンの壁の崩壊を呼んだ「ヨーロッパ・ピクニック」検問所
ブタペストを拠点に、「したいことリスト」を作成し行動したが
やり残しも多数あります。

そして、1日でも早く

「日本⇔ハンガリー」の直行便

が運行しますように!

応援します。
今日のくさり橋 ライブカメラ
   ↓
http://www.irisz.hu


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2005年 ハンガリー紀行 ケチュケメート [トラベル]

2005年 9月30日ケチュケメート


本日のスケジュール
ケチュケメートとブスタ(草原)1日ツアー
キャンセルがあったらしく、私たちだけのプライベートツアー
 ケチュケメートの町散策
(レヒネルの市庁舎、教会、ユダヤ教センター
   ブスタで馬術ショーとランチ
ワインショップでハンガリーワインをゲット   
デイナー

持参した「冬装備」で集合場所へ寒い!
現れたのは80歳の元教師のおばあちゃんのバリバリ現役ガイドさん。

76歳の運転手さん。
しかもミニバスには私達二人だけ!
なんとも贅沢なツアーになった。
ケチュケメート市へはブタペストから85KM 高速でぶっ飛ばして到着!
レヒネルさん初期の作品市庁舎です。
この市庁舎で12時に流れる「コダーイ作曲の哀愁のメロディー」が秀逸
ゼルダさんに曲名を尋ねましたが不明です。

その後も、つい口からハミングで出てしまいます。

ハンガリー動乱のモニュメント
ゼルダさんの英語のガイドを聞いてなくて怒られた。ゴメンナサイ。
1956年はハンガリー人にとっては琴線に触れる出来事なのです。

プロテスタント教会
自然の恵みと光が作り出すステンドガラス。
侘び・寂びの世界は幻想的で美しい。

 

 


外からの窓、教会に絡むツタや木々が作り出すのです。

中に入らないと出会えなかった静かな時の流れ、
普通の生活の中の宗教の位置ずけに感動しました。

内装もシンプルで質素、温かいまなざしの感じられる癒しの空間でした。
ケチュケメートはカトリック、プロテスタント、ユダヤ教の教会が密集している不思議な街。

ホースショー 
本物のプスタ(大草原)には行けませんでした。
良く調べないでツアー決めた私たちも悪いね。
ケチュケメート郊外の馬術ショーに参加しました。
ウェルカムドリンクとスコーンで始まります。

  
梨パーリンカ(果実酒)とくるみのおやつ

  ポーガーチャ(愛称ポギ)はラードを練りこんだスコーン

ホースショー
    
ホースショー 前三頭、後ろの二頭のお馬さんにまたがり全速力で走る、驚異の技です。
お馬のお座り。
今年「セゾン」のCMでも主役がこのお座りをするお馬さん。生で見てきてたんだよね。

        
ツアーに食事がついていた。グヤーシュとハンガリー名物のジャムかけクレープ。
食べきれない量が多すぎです。ゼルダさん曰く残すくらいだすのがハンガリー流だそうです。
ゼルダさん言いには「日本人は健康的、太っちょがいない。何故ならお魚を食べるから」
不思議な見解をお持ちです。お肉を食べない、ゼルダさんはスリムで行動的。
シャキシャキしてます。


     
外のテラスにはくるみがゴロゴロ落ちてる。見上げるとくるみの大木。拾いました。

夏なら絶対に外のテラスが人気なんでしょね。

テラスの前に広がる馬場。

  

80歳の現役ガイドゼルダさん。大学を出て英語、ドイツ語ペラペラ
知的でシニカル。ハンガリーの歴史の生き証人です。
世界から訪れる観光客に静かに力強くハンガリーの歴史を語り続けてきたんだろうな。

 


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2005年 ハンガリー紀行 ゲデレー宮殿 [トラベル]


本日のスケジュール
ゲデレー宮殿(シシィの愛した城)と公園を散策
ランチ;駅近くのピタパン屋さん
フェ ジェルボーでお茶とケーキ
   ドナウクルーズ(1000円くらい、安かった)
ディナー;歩き方にも乗っていたハンガリー料理のお店へ

今日から少し足を伸ばして郊外へ出かける
始発の駅


グドゥルー駅下車なのだがひとつ手前で間違えて下車

同じグドゥルーでもグドゥルー・エリザーベート・パーク駅なのだ。
まわりは何にも無いバス停のように簡素な駅。。。。お店も無い、民家も無い。
途方にくれる。
国道の向こうに金網のフェンスに扉がついてて幼稚園児を誘導した
一団が入ってくのを目撃。後を追いかけて入る。
大正解でした。ゲデレー宮殿は二駅分の広大な裏庭を持つお城なのでした。

10分歩いても城は見えない。

地元の親子づれのお散歩コース。
そしてゲデレー宮殿の裏庭へと出た。入館料払わずに入ちゃいました。


修復したてのピッカピッカのゲデレー城裏側。

裏庭でひと休み、
看護士さんのおかげでホータイも美しく巻かれております。

修復前の何かが住んでそうな朽ちかけた旧棟

ハプスブルグ家独特のイエローな壁もボロボロ

マリアテレジア好みのハプスブルグ・イエローに塗られた城壁。
ハンガリーの別宅もオーストリア帝国健在です。
ガイドブック通りのゲデレー宮殿を見学。絵画、銅像、衣装、専用食器類、美貌のシシィーに
出あえます。
オーストリア皇帝にみそめられ結婚し、窮屈なウィーンよりはこのハンガリーを愛し
マジャール語を習得し、乗馬、読書そして子育てをしてこのゲデレー宮殿で過ごした。
異国のスイスで暗殺されるということでダイアナ王妃と似た悲劇性が比較されます。
ミュージカル「エリザベート」のヒットなど日本のオバサマのアイドルでもあります。
ハンガリーの国民に愛されてるエリザベート皇妃がブタ宮殿よりこのゲデレー宮殿に
多く滞在したため地元でも人気のお城です。
エリザベート・マニアにはたまらないと思う。


こちらが最寄駅。
駅から5分の距離にゲデレー宮殿はあります。
そして今回は行けませんでしたが「F-1」フョーミュラー1のハンガロリンクも
この近くです。

無事シシィーの愛したお城も見れてブタペスト市内に戻り、シシィーも度々訪れた
カフェ・ジェルボーで王侯気分でお茶タイム。
この付近はブタペストの中でもハイファションな地区と言われてます。
西欧に変換してまだ間がありません。
これから急速にブランドショップの立ち並ぶ町並みに変わるでしょう。
そうなる前に来れて本当に良かった!
今日までブタペストでケータイ電話使用者は一人しか見てません。(ガイドさんだと思う)
日本人観光客はというと、ブタ宮とイシュトバーン教会近く大型おみやげ物店、中央市場の前で
現地住まいらしい二人ずれくらいのもんです。某有名陶器店に行けば絶対に会えるでしょね。
と思っていたら大道芸人の弾くバイオリンにチップ弾んでいるオバサマ達に遭遇。
ショッピングも旅の楽しみですからねー。
カフェ・ジェルボー
カフェ文化の華やかなりし頃のままの建物にまるで「映画」のようと称えたい。
映画の「うたかたの恋」の世界です。
シシィの長男ルドルフ役 オマー・シャリフ
男爵令嬢マリー役カトリーヌ・ドヌーブ
エリザベート皇妃にはエバ・ガードナー

「うたかたの恋」の真実―ハプスブルク皇太子心中事件

「うたかたの恋」の真実―ハプスブルク皇太子心中事件

  • 作者: 仲 晃
  • 出版社/メーカー: 青灯社
  • 発売日: 2005/12/20
  • メディア: 単行本


夕暮れを待ってドナウクルーズに。
急に寒くなり始め、晩秋の気分です。

ぶっつけ本番で見つけた。ドック10番から乗船、シーズンオフなので空いてます。
てか、いつの間にかシーズンオフになっていた。
観光客はアジア人が目立つ。
中国人が特に!世界3大難語が集ってる。

行きそびれた世界一豪華なマクドナルド。
赤い広告目立つ。

普通の橋もドナウ川に架かる
(マルギット橋)
旅も終盤、冬空になり心細いし打ち身の傷が痛む、
ドナウクルーズでした。
まだ、ロールキャベツを食べてない。
レストランに入るたびに、「指先会話帳」のメニューの絵を指さしているのに・・・・・無い。

どうなる、明日はケチュケメートに遠出します。


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2005年ハンガリー紀行 国会議事堂 [トラベル]

2005年 9月28日 

 本日のスケジュール

      カフェニューヨーク(まだまだ改装中、外観のみ拝む)
薬局で薬を買う

      ランチ;老舗のカフェでオムレツとケーキ(激甘)ウェイター高飛車 

       国会議事堂の内部見学(日本語ツアーは終了していて英語ツアー)

  レヒネルの郵便貯金局
    デイナー
昨日の悪夢の転倒。
右顔面、右小指薬指が痛い手持ちの湿布とホテルで貰った包帯でとりあえずの素人治療。

本日の目的地の「カフェニューヨーク」の前に薬局へ行く
駅のそば噴水に遊ぶ鳩たち
薬局で薬を買おうとした時、お客のマダムに「病院に行きなさい」と勧められ、何も買わず
教えられた病院へ行く。
マジャール語がまったく読めず、ひたすら「手差し会話帳」とコトバを見比べ外科にたどり着く。
通りすがりの白衣の女性に「痛い」「転んだ」「観光客」を連発。
「仕方ないわね・・・・こっちに来なさい」のリアクションにすがりトボトボ彼女のあとに続く私達。
看護士さんに何か言い残して立ち去りました。
ドクターが戻り再び「痛い」「転んだ」「観光客」の羅列に「ローンホスピタル」の英語が返る。
「だめかァ」諦めかけたときに先ほどの看護士さんが何やらドクターに「マジャール語」で取り
ついでいる。理解できたのは「マリアンヌ」だけ。
ドクターの態度が一瞬で変わる、「中へ入りなさい」そして触診、ケガの治療と「心配無い、骨にも異常が無い」との英語の説明があり、先ほどの看護士さんにケガの治療を指示してます。
見事に巻かれる包帯。「クスヌム」「パーフェクト」を連発する私に先ほどまでのクールなドクターも看護士さんもとてつもなく優しさに溢れた眼差しで見守って笑っています。
身内と紹介とコネはハンガリーでは一番役に立つ、と書かれてたブログとガイドブックが思い出されました。
あの無表情で連れて来てくださった方に感謝です。
私達の勝手な乱入がこんな結果で終わるなんて。。。。
本当に感謝してます。
お世話になった病院です。

  カフェニューヨークは改装中でした。
世紀末のカフェ文化に名の残す老舗カフェが蘇るのです。
この有名なカフェ以外にも街中に品格のあるカフェが沢山ありますが、どこかお高くて階級意識が
感じられます。旅行中の私たちのファッションでは入りづらい。

  
午後からは国会議事堂


現在も使用されてるだけに警備も厳しい。

街中で出会うハンガリーの人とは違う。寄るな触るなオーラ全開のSPサン達
議事堂前のモニュメント
1956年の市民による革命「ハンガリー動乱」の記念碑
  
2006年
公開「君の涙ドナウに流れ ハンガリー1956」が
ハンガリー国内で空前の動員をしたそうです。
日本でも今年の秋11月中旬シネカノン有楽町2丁目(JR有楽町駅前、マルイの4階)で公開
公式サイト
http://www.hungary1956-movie.com/
関連サイト
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=8572

  
ドナウ川の持つ過去の悲劇を考えると、ただ美しい川の流れだけでなく、締め付けられるような
悲しみが感じられます。
市民が自由を勝ち取るための闘いの場はこのブタペスト市内で繰り広げられた歴史が、
今も受け継がれ伝承されてます。

1956は忘れてはならない数字なのです。

今日のドナウ川 LIVE映像 時差7時間
http://www.irisz.hu/


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2005年ハンガリー紀行 中央市場 [トラベル]

4日目2005年 9月27日本日のスケジュール

       6:00朝一番にまたゲレールト温泉へ
     中央市場でお買い物(フォアグラ・パプリカパウダー)
     ランチ:中央市場内のレストランでグヤーシュスープとパン
     聖イシュトバーン大聖堂、塔に上る
     レヒネルの郵便局の屋根が見れるナイススポット
     ヴァーツィ通りぶらぶら
     くさり橋と王宮の素晴らしい夜景
     ディナー;ドナウに浮かぶ船のレストラン

  まずは温泉へGo!                           

  朝日と共に泳ぐのです。ホテルの真裏が巨大な屋外温泉エリア   

ドンドン昇る朝日
このバスローブがフリーパスになります。



自由橋渡りました。
目的地はココ               中央市場です。
ンガリーの食の豊富さにも唖然しかも安い



全店見比べてハンガリー名物「フォアグラのパテ」をお土産に大量に買う。
この地下には大手GMSの食良品売り場があります。実はここが一番安かった。

     日本でも有名なスープの素のクノールはハンガリーバージョン「グヤーシュ」
「冷たいフルーツスープ」は牛乳とミックスするだけで完成!
さくらんぼ・もも・ラズベリーがありまた。しかもワンカップ用もあるので
おいしいし、安い、かさばらない、のお土産に最適。

  写真にはありませんが「パプリカパウダー」はグヤーシュに入れるとコクと旨みが出ます。
ロールキャベツにかかる赤いスープの素もこれです。
フォアグラのパテ缶もお土産に喜ばれた。高級食材もハンガリーだとリーズナブル。

手作りビーズのラリエット、眼鏡チェーン、ネックレスとブレスレットセット
すべて250円くらい。

次に向かったのは
イシュトバーン教会。塔のテッペンに登る。

レヒネル作、郵便貯金局の屋根、まさかココで拝めるとは下からでは絶対に見えないスポットです。
車のウィンドウに映る中央の一番高い塔が先ほど登ったテッペンです。

そしていよいよ悲劇が始まるドナウ川沿いの船上デュナーが待ってます。

  ライトが点灯するとなるほど鎖に見ますね。
少し肌寒く秋の気配を一気に感じるお食事タイムでした。
この船上レストランにたどりつくまでが怖い。国道1本が越えられない。
信号なしの横断歩道は歩行者無視、ハイスピードの車の流れを見ながらの横断でした。
食事後このくさり橋を歩いて渡りきったところに、ホテルへ帰るトラムの駅があります。
悲劇はこの時起こります。
・・・・・・・・・・・・火花散る・・・・・・・・激痛・・・・・・・・・・・転んだのだ。



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2005年ハンガリー紀行 ドナウ川の夜明け [トラベル]

3日目 2005年9月26日(月)
   本日のスケジュール

      6:00朝一番に憧れのゲレールト温泉へ
   ウエストエンドシティセンターにて届かない荷物の代行品を買う

   プスタツアー申し込む+気球
 世界一豪華なマクドナルドに行く
     ゲオルク・ショルティの墓参り
 
ランチ
 エリザベート橋渡る
    ディナー;元貴族の館を改装したおしゃれなレストラン

朝起きたら目の前に


金の橋・・・・・・・・渡れない憧れの朝日の作る橋
そして宿泊客の特権
温泉プールに行く、温泉行きのリフトで直通なのです。
バスローブが目印で、待たずにフリーパス
温泉といっても温水のプール。

(館内撮影禁止のため写真はパンフレット)
女性用、男性用に分かれた浴場も用意されてる。
当然撮影禁止

同じ造りで向き合うように温泉です!
ただしヌルイ、日本だとお風呂は40度~42度につかるので
ハンガリーのは熱めで39度普通で37度は水に近い。
それでもプールで冷え切った体がもとに戻るうれしいバスタイム。
現地の方はマッパ。私達は水着、裸の付き合いまでには至らなかった。
明日はカメラ持参で夜明けの屋外プールで激写しよう。
広い屋外プールで泳ぐのは私達だけという贅沢です。
現地のジイチャンバアチャン元気で宿泊客より早く屋内のゴージャスプールで泳いでます。

朝のうちウエストエンドのショッピングパークで
ついに戻らなかった「ハサミ」「化粧品」の一部の買い足し。
そして気球を目差す。
プタペスト市内を眼下に一望を楽しみにしていましたが
サマーシーズン終了と共に終わってた。
気球は何処にいても最高の目印のはずなのに目にとまらない訳です。

  プスタツアーを申し込み買い物に手間取っていたら
世界一豪華な「マクドナルド」に行くのを忘れた。

次の目的地サー・ゲオルク・ショルティのお墓参り。今月は月命日なのです。
    

  墓石をお掃除してポンポンダリアをお供え。

  お隣は師匠の、バルトーク、コダーイの記念碑はゴージャスなの。
海外での活躍と名声も地元じゃ?なのかな。

  バルトーク、コーダイのハンガリー音楽への功績を考えると
愛され方が違うのに気がついた。

ハンガリーに愛されたもうひとり

  オーストリア皇后にしてハンガリー贔屓のエリザベート后妃
シシィの愛称でかなりの頻度で遭遇します。
エリザベート橋(ブタ側)の銅像

エリザベート橋、渡りました。
ちなみにお隣の「自由橋」のもとの名は「フランツ・ヨーゼフ橋」ご主人のオーストリア皇帝
名前を消され「自由橋」に改名になりました。歴史の複雑さの現れです。

真っ白なエリザベート橋です。

今日のドナウ川 LIVE映像 時差7時間
http://www.irisz.hu/
サー・ゲオルク・ショルティお奨めCD
モーツアルト全幕オペラ(ドン・ジョバンニも全幕CDあり)
オペラの楽しみ方見る前に徹底的にCDを聴く
そして。。。。。自分の好きな指揮者を見つける


モーツァルト:魔笛

モーツァルト:魔笛

  • アーティスト: バロウズ( ドイテコム(クリスティーナ), ウィーン国立歌劇場合唱団, ドイテコム(クリスティーナ), プライ(ヘルマン), バロウズ(スチュアート), ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, モーツァルト, ショルティ(サー・ゲオルク), バラッチュ(ノルベルト)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 1990/08/25
  • メディア: CD

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」全曲@ショルティ/LPO□レイミー(Br)他(D)

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」全曲@ショルティ/LPO□レイミー(Br)他(D)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック株式会社
  • 発売日: 1991/10/25
  • メディア: CD
モーツァルト : 歌劇「ドン・ジョバンニ」ハイライツ

モーツァルト : 歌劇「ドン・ジョバンニ」ハイライツ

  • アーティスト: ロンドン・オペラ・コーラス, プライス(マーガレット), バイクル(ベルント), バロウズ(スチュアート), ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団, ジェフリーテイト, モーツァルト, エドワーズ(テリー), ショルティ(サー・ゲオルク)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 1992/02/01
  • メディア: CD

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2005年ハンガリー紀行 ペスト地区 [トラベル]

2005年9月25日本日のスケジュール
市民公園ぶらぶら(蚤の市、お城、動物園、英雄広場・・・)
東駅ネプスタジアム(クィーンのハンガリー公演)へ(親切な親子連れが車で送ってくれる!車窓からレヒネルの地質学研
    ランチ
レヒネルの工芸美術館 「オテロ」の当日チケット払い戻し明日からのフリーパス(7日券)買う
ィナー中央市場の近くのハンガリー料理のお店

バスで市民公園を目差す
私のリクエストで蚤の市へ行く。
開催されてるのは日曜日です。
ブタペスト市民の休日に紛れ込みます。

蚤の市

蚤の市の正面ゲート入り口はここからです。目立つので迷わず入場。
マジージャル語まったく読めません。

フリマに近い出品店が多い。

私の選んだ物、真鍮の鍵とバックル

広大な市民公園


池とお城がありお散歩には最適。


動物園の像の正面ゲート、家族ずれがいっぱい。

セーチェニー温泉入り口(ほとんど市民プールです)
次のネプスタジアム行きのバス亭を探す、親子ずれに尋ねると何とマイカーで
送ってくれることになりました。
車中、8歳くらいの男の子に「指さし会話帳」でコミニケーションをはかるが照れ屋さんで

   ほとんど会話にならない。
クスヌム(ありがとう)の連発です。
ネプスタジアムではレスリングの世界大会が開催中。
日本の女子もがんばってます。が観戦応援は却下。

   当初のクィーンの伝説のLIVE会場を見学

ネプスタジアム


クィーンの最後のスタジアムツアーとなる、86年「マジック・ツアー」のブタペストのLIVE会場です。




トラム移動で工芸美術館に向かう途中で地質学研究所を通過。
ひと目でも見られて良かった。
 



 エデン・レヒネル像

工芸美術館
レヒネルの傑作です。
美術館と言っても一般公開の展示品はほとんどありません。
美術館そのもが珠玉の作品。


モスク風の窓、小屋根だとか


正面入り口ドームの天井のステンドガラスだとか


階段の踊り場だとか


照明


中央のエントランスのロビーだとか白亜の宮殿です。
しかもここで結婚式のセレモニーの準備がされてました。
世界中のガイドブックに載るこの場所が個人のために使えるなんてなんと
おおらかな国なんだろう。。。。

夜のドナウ川

ホテルの窓からの眺め
対岸のライトアップされた大学と左の自由橋です。
あきもせず眺めてました。
明日ここが大変なことになるとも知らずに眠りにつく。

 Live Magic                         
 Live Magic
アーティスト: Queen
出版社/メーカー: Toshiba EMI

  • 発売日: 1996/08/13
  • メディア: CD



Live at Wembley '86
クイーン・ライヴ!!ウエンブリー1986

  • アーティスト: クイーン
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2001/11/21
  • メディア: CD

クイーン・ライヴ!!ウエンブリー1986 

Live at Wembley '86

  • アーティスト: Queen
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 1992/06/02
  • メディア: CD

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2005年ハンガリー紀行 ブタ地区 [トラベル]

2005年 9月24日 ブタの丘

初日2005年9月24日(土)

起床6時!!!!

東京では考えられない早起き!
朝の朝食スタートが7時にはバクバク食べてるよ、
ハンガリーは欧州の中ではやや田舎ぽいが、家庭的な朝食にありつける。
ニシンの酢漬けはおいしい、ピクルス、キャベツの酢漬けなどドイツ圏に
なのでソーセージ、肉の煮込み料理は絶品なのだ。
とくにジャガイモは澱粉が多くモチモチして美味。


   今日のスケジュール

  朝1番ブタペストカード(2日券)購入2,350円
   ケーブルカーで王宮エリアへ、
   国立美術館、漁夫の砦、マーチャーシュ教会、洞窟迷路など観光
   ランチ 漁夫の砦
      ホテルでオペラのチケット再手配×→
   夕方オペラ座で「フィガロの結婚」当日券200円と25日「オテロ」ゲット
          夜はオペラ「フィガロの結婚」を観劇

 トラム19番で観光の王道、ブタ王宮を目指す

地下鉄の駅はホテル真下です。ちなみにヨーロッパで地下鉄が最初に
出来たのはブタペストです。
噂の高速エスカレーターに挑戦。
早さは日本の1,5倍長さは上野駅新幹線ホーム行き位長い。
コレには犬も乗る。
仰天のエスカレーターにビビりピンぼけとなる、
足がすくむ怖さでした。飛び乗るのがコツ。
見ていたらいつまでたっても足が出せない。
  

  タバコ天国です。
5M置きに設置のオレンジ色のゴミ箱緑色の部分が灰皿
ハンガリーでは未成年の喫煙を禁止する法律がありませんでした。
子供が吸ってると見ているちらがドキドキ目のやり場に困る。
でも歩きタバコはいけないね。
タイミングよくこれがあるので街中歩きタバコの人多しです。

トロリーバス路面電車、トラムと呼ぶ。

誰もいない、贅沢な風景があります。早いといいことあるね。

  路面電車のレール

  ドナウ川をはさみ左岸がブタ地区、右岸がペスト地区。
朝日はペスト地区から上がりブタ地区に沈む。
ドナウ川のシンボル鎖橋ですが、逆光だね

  
マロニエの実がドッサリ落ちてる。
西洋栃の木はヨーロッパ中に見られます。
これが栗ならナア......拾うナァ

   ブタ宮殿に登るケーブルカーは茶色のチョコレートのような箱

  横断歩道先の緑色のもゴミ箱

ブタ宮殿からのドナウ川と鎖橋。もうすでにドナウクルーズと観光バスらしき
バスが通過中。みな早ッ!


マーチャーシュ教会の屋根です。
オリエント風アラベスク模様が特徴。瓦はセラミックタイルなので色あせせずコントラストが奇麗。



ブタの丘の下は迷路のような洞窟
王族たちの逃げ道として使われたのか、とてつもなく入り組んでいて面白い

入り口です。普通の建物と並んでる、ココからが地下洞窟へ降りて行きます。


出口です。出たらブタの丘の下に居ました。
予想外の展開に、慌てて逆コースで丘の上に戻る。
直線で戻る近っ!
洞窟内には「赤ワインの噴水」「暗闇の通路」などのそれなりの
仕掛けがあります・・・・グルグル回らされていただけでした。

マーチャーシュ教会に隣接した「魚夫の砦」でランチ
コノの地ではアイスコーヒーには
どうしてもホィップクリームとアイスクリームが乗ります。
これでもかという位に大量に、そして甘い・・・・。
アイスコーヒーのガム抜きはココには無いのだ。
眼下にドナウ川を眺め最高のローケションでの第
1回目のお茶はスタート。


何を撮っても絵になります。

旅のお供にアルマジロウォーター、国会議事堂を借景にパチリ

オペラを見る
ホテルでのチケット手配が叶わず直接オペラ座にてチケット入手
しかも200円の天井桟敷席、ひとつはステージ右が見えない、
もうひとつはステージがまったく見えない
ふたりでニ幕を半々で鑑賞
なんとも不思議な体験をした。モーツアルトの「フィガロの結婚」を当日行って
見ようなんて間違いであった。
私たちの頭上すぐにはオペラ座のシャンデリア


地下鉄のオペラ駅はオペラ座のまん前です。他の駅よりコジャレテます。
この街全体が世界遺産なので「レトロ」というチンプな偽者がないリニュアルな建造物は浮く。
ディズニーランドくさく浮く新しいタイルの駅名表示

地下鉄のつり革は本物の革製の輪です。

格安な価格でオペラ鑑賞ができるので隣国からOPERAを見にくる人々が
多いのにもうなずけます。
こうしてハンガリーの旅の1日目は左半分と天井を鑑賞するという、なんとも
不完全燃焼なOPERAで終わりました。
でもオケとキャストは良かったですよ!
明日も続くんだハンガリーの旅!


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