グルグル回る [SHAMANIPPON]
アルバムを聴きながらアートワーク全曲完成。
SHAMANIPPONのくにのうたが頭から離れずグルグル回りリフレインしている。
この曲の持つ、ただなる気迫がそうさせる。
過去にも頭の中を回り出す楽曲がふたつある。
ひとつはジョージ・ハリソンがプロデュースした「ハリ・クリシュナ」
もう一つは全身全霊を込めてジョージの歌う「バングラデシュ」
「ハリ・クリシュナ」はインドのヒンドゥーの印度音楽。
「バングラデシュ」はインド文化に傾斜し支援するジョージが東パキスタン(独立後バングラデシュ共和国)の難民救済チャリティコンサートのためにシングルリリースした曲。
1971年ジョージが立ち上げたROCKでは初のチャリティコンサート。
どちらもシャーマンな伝言を感じさせるシンプルで独特のフレーズ。
まさかの展開です。
Banglaedsh
Banglaedsh
バングラデシュ現象に四十年前の悲惨な現状が蘇る。
平和ボケのノー暢気な自分に痩せたこどもの哀しい瞳が「助け」を求めていたポスターと歌がバングラデシュでした。
ジョージのこの歌が無ければ知ることも無かった世界の不条理でした。
1970年大洪水の自然災害22万人〜50万人と言われるの死者と行方不明者
その後の内戦で絶望的な貧困にあえぐバングラデシュの救済を目的に
ジョージの悲痛で真摯な歌声は力強く、「みんなの手助けがいるんだ」と訴えていた。
シタールの師、ラビ・シャンカールの依頼を受け二週間で実現したチャリテーコンサートがなければ世界には鳴り響かなかった歌。
「想い」がジョージの行動を迅速に動かし友が協力すことはなかったのだと思う。
音楽ならできる。
「バングラディシュ」のフレーズが回りだすと自分にも何かできそうな勇気が持てた。
歌詞の中に「今の幸せを思い知らされる日がくる、何もしなかったことを後悔する日がくる」
昨年の多くの災害を目の当たりに経験している自分には響く。
この歌に重なるのです。
SHAMANIPPON
SHAMANIPPON
SHAMANIPPON
SHAMANIPPON
SHAMANIPPON
SHAMANIPPON
このくり返しのみだというのにネ・・・。
「NIPPON」
国名の歌詞はそのれだけで胸に迫るのは何故だろう
「SHAMANIPPON」もグルグルと回るのです。
災害の当事国となったことも回ってるのです。。。
- アーティスト: ラヴィ・シャンカール,アラ・ラカー
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/11/02
- メディア: CD
ジョージ・ハリスン & フレンズ コンサート・フォー・バングラデシュ デラックス・パッケージ (初回限定版) [DVD]
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- メディア: DVD