「美我空」生墨字の迫力 [平城宮跡LIVE]
生の墨字は生き物だった。
奈良の老舗「あかしや」天華(てんか)書き初め用9号10号を
2009年2月8日に奈良で筆・墨・硯を買い求め
その後平城宮跡の石舞台で書く
(fmosaka BIGAKU=FUNK3月20日放送)
実際に使われたかはまったく解りませんが、
奈良筆により吉野和紙に書かれた3つの文字
美・我・空 選ばれたこの漢字三文字が問題なのだ
魂が込められているから・・・生き物のように成長する
生で見た時説明がつけられない想いが走った
奈良の平城宮跡(日本の始まり)
から日本橋(東京の上方への始まり)へ
連れてこられた感
中央集権のゆがみを感じた。
墨字を書くのにあの場所を選んだこと、こだわりはいずれ
東京でこの3文字が背負う宿命を見通しての行動のような気がした。
故郷のパワーを存分に吸い込んだ3文字は
お江戸日本橋で華々しいデビューを果たしていた。
故郷の山に向かいて
言うことなし
故郷の山はありがたきかな
石川啄木
そんな詩がネ・・・・
浮かんだ。
力をネ。
貰えるんだよ。
それが故郷なんだ。