仙台LIVE [堂本剛]
この張り紙が唯一の証それは自粛、節約の証でもある
仙台9月17日
一人十色
楽曲ひとつひとつが
その頃の心情を表現したものしか発表しない
そのたまものが今回のLIVEで豊かな説得力を持つ。
奈良100年会館を経験してない自分が感じた印象は
一人十色
とても一人のシンガーとは思えないシーンの連続です。
アレンジの大幅変更に賛否両論はあります。
しかし3.11以降
自分の無力さ不足さ罪悪感から逃れられないままの自分には
今までと同じ気持ちでは聴こえてこない。
大した被害も受けずほぼ普通の生活に戻ってることが
申し訳なくてならない。
知らず知らず周囲のプレシャーをストレスと感じ
何かしなけばならないと焦るが無力なのです。
そのことがどの楽曲にも滲むおだやかさと励ましと
この地で歌うことに対峙する決意も感じとっていた。
この国の「協調を美徳」する中で
コミュニティの中でも個人の価値観、自由な意見は潰されてしまう。
十人一色でくくろうとする社会背景の中で
悪を知った上で正義を貫くということ
正義を貫いて生きていくのは難しい。
大変に勇気のいる行動になる。
潰されないためには
自分を普通の自分で通すこと
自分を自分で保こと。
Sirangana
と
蹴飛ばせる自分を持つこと。
淡々そうに歌う
トーンも下げてはいる
テンポもスローダウン気味
歌詞にの中にもさりげない置き換えがあり
みんなのこと考えているよ
みんなのそばにいくよ
みんな同じだからね
いつもと変わらない歌声に、
正しさと善き行いを望む声を聴いていた。
昨日に続きチケット代金の不足分を募金箱に落とす。
自分にとって今日の公演はこの今回のチケット代では釣り合わない。
それ感じている者はそうすれば良いということです。
本人の映らないミュージックビデオ
このことを通した正義と勇気が
どれほどファンの精神性の成長に影響するのか
石巻の海底を知る事で
Nijiの詩は2011年の記憶を記録します。