恩送り [RADIO]
偶然見つけた素敵な言葉
恩送り・・・・。
人から頂いた恩はその方へ直接返すのではなく
別の人に回していくこと
古来からある日本の風習のようです。
give-and-takeの、してもらうからしてあげるの発想ではなく
give-and-giveの見返りをもとめない無償の行いのことです。
恩を売る、恩着せがましい、恩を仇で返す、恩知らず・・・
これらの良くない恩のつく言葉は今でも使う。
恩返し、恩に報いる、恩に着る、これも知っていた。
「恩送り」は初めてでした。
見返りや駆け引きに繋がるような「恩」は今も使われるのに
恩送り、この言葉に見返りへの期待や恩の押し売りが無い、それが全く無い、
ネットで調べてみて深く頷く。
江戸時代から寺子屋でも教える庶民の心でした。
何故使われなくなったんでしょう。
恩送りは最近では映画「ペイ・フォワード〜可能の王国」のテーマにもなっている。
世界が先に気がついていた。
先人の残す素晴らしい思想をまたもや途切れさせようとしている日本。
あの、大和心、大和魂と同じです。
無償の愛は今でもちゃんとあると思う。
そう思える恩送りが自分にもありました。
「平安神宮LIVEに一日の参加が決まられたのでしたら他の日もいかがですか?」
そしてチケットを使って下さいの声を掛けて頂けたのです。
見返りを求めないギブ&ギブの恩送りこそ剛さんが言の葉にのせる
捧げる・与えるなんです。
見返りを期待しない恩は心を打ちます。
恩は縁となって世界を繋ぐのです。
ヨーコさんの小石族とも考えは同じです。
誰かに何か一つ良いことを1日1回すると世界は変わる。
この言葉ともまったく同じだと思うのです。
ヨーコさんのDNAはやはりNIPPONの心です。
恩送りが見直され一人歩きすれば世界は変わる。
捧げる、与えるが当たり前になれば世界は変わる。
RADIOで繰り返し伝えてくれる恩送りは
いつか当たり前になる日が来ると信じます。