ツキが回ってきた。 [堂本剛]
月には全知全能の神が憑いている
ツキが回ってきた。
(憑いてる・・・憑依)
ツキ・・・がね。
満月だ。
満月の夜には何かが起こる
横溝正史の小説の世界だった。
月と鞭
当選メールが届く
時間を置いて
他日公演の落選メールが続々配信
追い打ちをかけて
強運の友達から全滅の知らせ
自力でツキを1日だけ手に入れた
初めて見る当選メールの最初の1通に浮かれ現実から浮遊していた。
甘美なひと粒のツキに甘んじてる。
そんなボーーーっとしてる自分に次のツキが回り出す
見事なまん丸なツキが不実で不眠な夜を幸せに変えた。
感謝で眠れない夜になることは同じだ。
初めて自分の名前が印刷されたチケットを待ちます。
動かないシステム
先行予約の段階で空(喰う)を舞うプラチナなツキも同じだった。
奈良文化財研究所LIVEカメラ2011年7月15日PM7時29分
今にも落ちゃいそうな頼りなげな満月
真夜中、不夜城上空へ移動