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RADIOの力PART-Ⅱ [RADIO]

東のRADIO事変


10月23日この日一曲目に流された曲は
この曲が生まれた背景とともに語られた

  a happy love word

戦争のない現代の日本で世界紛争を知るのはTVになる。
彼もまたノンフェクションのドキュメンタリーで現実の悲惨と遭遇する。

身内を目の前で殺された老婆の言葉がTVを通して全世界に流れる。

「全てが解り合える、ひとつの言葉を探さないといけない」

この言葉に衝撃を受け、そして書かずにいられなかったのがこの曲だと。

RADIOで反戦歌に等しいこの歌を流したのは初めてだと思う。

作るのもリリースするのも、その勇気が今のJPOPには無い。


最近気になった本がある。

戦争と広告

戦争と広告

  • 作者: 馬場 マコト
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 2010/09/18
  • メディア: 単行本







もし戦時下で内閣情報局から仕事の依頼が来たら受けるか、受けられるか?
この視点を軸に、当時気鋭の民間企業の宣伝マンが国の為に作品を残している事実を検証し第二次世界大戦の実態をさぐり迫る。
現代を生きる広告クリエイターとして戦意を煽り国民に耐乏の、それ以上に命の提出を正当化させる広告の仕事が出来るだろうか?
現代の広告世界で触れてはならない四つのキーワードを掲げてます。
・政治
・宗教
・戦争
・死
戦争下ではこのすべてが関わるのだからクリエイターとしては何を感じるのか。
筆者の「その時の自分の決断は・・・」広告に殉じる決意が感じられた。

広告業界で忌避すべき四つのWord全てが堂本剛の楽曲にはある。
アルバムの片隅の中にひっそり眠る。
このWordは音楽業界でも嫌われている。
それを衆目へと引きづり出すのがRADIOというメディアの特権です。

本日に流されたこのタイトルに込められた思いを知る事はファンである自分も知らなかった。

世界の言葉が一つだったら争いは避けられる

探し歩かなければいけない a happy love word 歌詞より




rwanda3.jpgルワンダ大虐殺
一枚の報道写真を見て
その後の人生を180度変えた女性がいた
戦場で武装解除、紛争後の復興を指導する
瀬谷ルミ子さん
群馬県の普通の女子校生が
おやつを食べながら見た新聞記事
この写真に疑問を抱き
今の自分とこの子供の環境の落差
哀しみの構造はどうして起こるのか?

英国に渡り学び、行動を開始する
世界中の
戦争という不条理で困窮する
人々の支えとなって活動を続けてる

一枚の写真は世界を変える力もある

[ひらめき]

ノンフェクションのドキュメンタリー番組を見て
何かを受け取り楽曲する
その曲をLIVE会場で受け取った
オーディエンスはココロの引き出しに
ひとつの種として仕舞い込まれる

アルバムの中から選ばれたその歌が
RADIOの電波に乗せることができる
今日のように

音楽にも力はある。
貴方が歌うから信じられる。
種はいつか芽吹くのです。


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