ミュージックステーション生の威力 [堂本剛]
ミュージックステーション生の威力
9月11日放送テレビ朝日生放送
音楽を敬愛するスタッフが制作する番組なことをトコトン認知させる放送の回だった。
・厳選された少数のアーティスト
・この番組によって育った経緯と歴史がある
・アーティストサイドのメッセージ重視
・他の音楽番組と一線を画する企画
・ストーリィーのある放送の流れ
すべてがパーフェクト
アーティストの実力者を揃え、不協和音のない音楽が楽しめる回だった。
この回で「ご当地LIVE」を取り上げたこと、ポルノグラフティの10周年を記念する
ライブ形式にも、Coccoの伝説のVTR放送がみられたことも
AI さんのキャラクターにもすべてに意味があり、心地良い空間なことが画面から溢れていた。
特にこのふたり、柴崎コウと堂本剛の扱いにも感謝したい。
片やドジっぷりが有名な番組アシスタント時代、その後のは映画/ドラマで体当たりな役者根性を見せる美人女優で定着している柴咲コウ。
彼女の非凡な歌唱力へのエールを感じた。
「ソロ、久しぶりの登場ですね。」
「そう言っていただけるのですか?嬉しいです」
ソロアーティストとしてのでの招待がこの会話に現れていた。
それは同じような環境を経てようやく音楽で「メッセージ」を投げ続けてる堂本剛に対しても同じ。
タモリさんが「世界遺産でLIVEは違うよね(他の開催場所)」と讃えれば
視聴者の注目度は違う意味を持つ。
音楽出の森田一義ならではの・・・審美眼にさえ叶えばね,
偏見も固定観念も超越した見解で発言が出来る。
生放送で続けられたこの放送の威力でもある。
編集が利かないのだ。
目障りな「吹き出しコメント」も出てこない(出せないよね)
歌詞のまちがいは歴然と映し出され
演奏も失敗はそのままOAされる
そのことでも音楽に真摯にアーティストなら誇りを持って出演したいと思う
「音楽番組』に位置付けられている。
願わくば2002年8月2日放送出演の中でタモリさんのインタビューで
「剛はどこでLIVEがしたい?』の投げかけに
「奈良」と応えたあのシーンが観たかった。
この国で「音楽」だけでは成り立たない厳しい大人な事情。
役者、タレントの2足ワラジでやらなければ
本当にやりたい音楽ができないことを「タモリ」が一番知っているのだと思う。
そして本番。
その後届いたLOVE Fighterへのメッセージの心細さが嘘のような演奏で終了した。
笑っていいんだと・・・思うよ。
たくましく歌えたし、堂本剛を知らない誰かまでにも
輝いて真っ直ぐな半端でない想いが邪魔されずに向こう側に着地した。
Tシャツの下に見え隠れする赤い斑点が消えるのはいつなんだろう。
そして・・Coccoこの人との共演は嫌がるだろうな大方のアーティストは。
「作詞私が書きました・・・」や
「日本のディーバです」なんちゃっての半端な歌手は霞むね。
数少ない彼女のMステ出演にいつも剛さんが共演する為知った方です。
十川さん絶賛のプロが敬服する本物。
圧倒的な歌唱力と存在感。リリックに真実からの発信があり魂の叫びに聞こえること、
歌詞の言い回しが古風なこと、絵が得意で
故郷沖縄を愛し、LIVEでしか見せない素顔、クラッシクバレエで鍛えた身のこなし
似てるんだなぁ=と注目してましたが・・・・
貴方を救うものが見つかるといいね、と思わずにはいられない人でした。
番組のHPに残された言葉・・・・
公共の電波で この日に
歌がうたえたと
感謝してます。
2009.9.11 Cocco
2001年のこの日NYから歌が消えた日です。
LOVE Fighter 雨 [Love Fighter]
東京に雨が降った
雨が連れてきたのは希望だった
宇宙の雨はふたりで・・・・
ハミングが聞こえてきそうです
ゴキゲン鳥が飛んでるね!
昨日の演奏は会心の出来あがり?
LIVEで積み上げたものは大きい
レコーディング、一発録りOK
この体験もちゃ〜〜んと成長の証
ひとつひとつが意識に組み込まれているんだ
大丈夫大丈夫大丈夫
まだ行けるさ
君たちを愛してる。
私たちも信じてる。
鈴木渉さんのブログUPの時間が
pm7時49分本番直前なんだね
渉さん描くセクシーのイラスト
ツーショットのゆる〜〜い風景を見て
3分のOAに半日足止めされるバックメンの時間は
こんなもんなんだろうなと思う
背負うものが重い荷を
軽くしてくれるそんな
二人が大好きだ。