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時空=曼荼羅 [平城宮跡LIVE]

時空

美しき我の「空」に「時」が加わる

曼荼羅そのものが密教の教えを網羅した「時空」の具象図なのだから
当然の成り行きとも思える。
万華鏡のように二度と同じ文様が見ることが出来ないように、時間も戻ってはくれない。
その刹那な万華鏡の世界観が人々の心を揺さぶるのとは対象的に、
曼荼羅は止まったままで数千年前に制作されたグラフィクとして
正義、真理は普遍であることを過去の人々から受け継いでいつでも触れることができる。
ポジティブだ。

曼荼羅イベント.jpg

「時空」を調べるとニュートンの重力から始まり
アインシュタインの相対性理論が出現してくる。

規則も無い時の空間
英語ではspacetimeと宇宙(未知空間)へ繋げる
難解で近よれない世界が出てきた。

私たち漢字を持つ国民には

「時」と「空」この二つの漢字から無限のイメージを授けられる。
空の中に(宙)はすでに一つのファクターでしかない。
その2つの漢字が組合わされ並ぶだけで無限に更に別の世界観が引き出される。

曼荼羅宇宙d.jpg

かくして1月4日午前4時10分を持ってイベント「時空」は時の彼方へ
消滅した。
現場に行かない自分が参加したような錯覚を覚えるのは
次元を軽く飛び越えて奈良公園で見て来た気分です。
遊体離脱でもしたかのようにね。

精神性を高める修行が重要だと教えてくれているとしか
思えないのが「曼荼羅」でした。

これも直感で左脳で感じただけで
理屈も理論構築も無い。
曼荼羅をじーっと眺めていてそう思い考えただけです。

人間は考える葦である
人も草も同じ生物
しかし人間は思考する生物なんだ
最近になってパスカルさんは凄い蘊蓄を言っているのが理解できた。

考える麦である・・・・
考える米である・・・・何でも良いはずなのに
植物の中から選ばれたのは葦なんだ。
あの空洞で食べることで役立つことも無い草と
同列にしているのが重要なのだと。
考えなければ葦と同じかそれ以下の存在だと思うと
考える「人」に成りたいと思うのです。
考える事へのスイッチは
「感動」
感性を研ぎすまし好奇心を持つことだと今更ながら反省します。
 
曼荼羅宇宙.jpg

イマジネーション・・・想像してごらん


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