SSブログ

日本武道館が日本中から注目される日 [因縁な話]

「24時間テレビ愛は地球を救う」がOA中です。
1997年の20回目にはKinKiKidsもMCを務めた
夏休みの恒例の年中行事です
メインの開催会場は30年前から日本武道館です

日本武道館とMBE勲章の因縁

「この度、女王から勲章を授けられた英国の国家的音楽使節、
ザ・ビートルズが読売新聞社の招きにより、
初めて日本で公演をすることになりました。
(略)武道館側としては、武道の殿堂であり、
青少年の心身育成の場であるので再三お断りしましたが
主催者側はもとより、英国側からも重ねて強い要請がありましたので、
諸々の情勢を検討した結果、その使用を許可することになりました」
(*『読売新聞』1966年6月9日)

5月29日のTBSテレビの対談番組『時事放談』で政治評論家、
細川隆元と小汀利得が「こじき芸人に武道館を使わせてたまるか」の発言
次週6月5日『時事放談』で「夢の島でやればいいんだ」の発言
日本武道振興の為に作らた伝統的格闘技の殿堂で、
ロック・コンサートを行うなどとは武道館の精神を冒とくし
日本の若者を伝統的な価値観から堕落させる。
この時代を動かしていた、大方の大人の考えである。


武道館1966年6月30日~7月2日の3日間
昼夜2回と1回公演を合わせ計5回
アリーナ席にお客は入れない
観客は全員着席のまま
前座バンド内田裕也・尾藤イサオ・ドリフターズ
 
ビートルズの演奏時間35分
抽選による観客延べ3万人


    セットリスト
     1.Rock And Roll Music
     2.She's A Woman
     3.If I Needed Someone
     4.Day Tripper
     5.Baby's In Black
     6.I Feel Fine
     7.Yesterday
     8.I Wanna Be Your Man
     9.Nowhere Man
    10.Paperback Writer
    11.I'm Down

日本武道館に初めてロック・コンサートを許させたビートルズ
その後、日本武道館は世界中に知られる会場となり、
外タレの殿堂とまで呼ばれるようになった。
日本武道館で演奏できることが、ミュージシャンのステイタスとなり
世界中のミュージシャンの目差す会場にまでになる。
その許可の理由があの「MBE勲章」なのは皮肉(シニカル)です。
頭の固い大人には「MBE勲章」(叙勲を推薦した英国政府)
効き目があったわけです。
それを考えるとこの時のツアーがもし実現しなければ
日本のROCKシーンも変わっていただろし
ビートルズに、武道館の使用を許可がされなければ
今日のイベントはかなり遅れをとったはず
読売新聞が日本テレビとなり「24時間テレビ」が毎年、武道館で開催される
両社オーナーが正力松太郎氏、日本武道館館長で創設の立役者も議員時代の同氏。
ビートルズの使用に激怒したのも同氏なのです。
ビートルズの日本ツアーの主催が読売新聞社、TV独占放映権は日本テレビなのも因縁ですが。
どちらにしても英断を下された当時の日本武道館赤城宗徳理事長に感謝します。

日本武道館はビートルズのファンにとって「聖地」
なぜ「Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ」の会場が
日本武道館なのかも納得です。

平城宮跡地でのENDLICHERI☆ENDLICHERIのLIVEでの
「こけら落とし」を夢に抱く私にとって
LIVE会場が国家的価値のある場所で
世界遺産の認定を受けていることなどが
LIVE開催への道に困難を極めるのだろうか
文化勲章でも受章しないと無理なのだろうか
望みは1994年の「東大寺前LIVEにボブ・ディラン」(主催ユネスコ)の
奈良市のナイスな経歴
1300年の家柄と皇室にもお勤めしたたあの方のご賛同
あの方・・・東儀秀樹氏はすでに
2003年11月カンボジアの世界遺産・アンコールワットに
て天台聲明とアンコールワットの僧侶と共演。
2005年5月、イタリア・アッシジの世界遺産・聖フランチェスコ教会
の公演にて天台聲明とグレゴリアン聖歌隊と共演。

そして、オノ・ヨーコさんの孤高な活動と使命感
「僕の歌が世界中どこでも歌われるといいね」
この思いが後押ししてくださること

なによりも、この地の大和西大寺に生まれ、育ったのが
ENDLICHERI☆ENDLICHERI
なこと
  愛を信じる
  夢はかなう
  生き続ける
この思いが若い世代に受け継がれるためには
頭の固い大人に何らかの「理由」を与えなければならないのか
これからの歴史の流れを変える何か「理由」がいるのか
開都1300年イベントが開催の2010年まで

あと3年

ENDLICHERI☆ENDLICHERIオーディエンスの
私にとっての「聖地」は平城宮跡地です
     
復元された朱雀門、この向かいに大極殿(だいごくでん)と
第一次大極殿院(だいごくでんいん)が建設中です。
2010年を目差し遷都1300年の記念イベントにむけ平城宮跡地の整備がすすんでいる。
       
大極殿(天皇の座がおかれる建物) 
第一次大極殿院(平城京宮正門の朱雀門から始まる大極殿までの参宮道)
この場所での「こけら落し」のコンサートが実現できたら・・・・・・夢です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。