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大和言葉 [RADIO]

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戻ることが未来
 
過去に辿りつき学ぶ
中国大陸からの仏教伝来以前
神道が「倭国」の中心です。
太陽、月、海、山、水、木、風、自然界のすべてに神が宿り
八百万(やおよろず)とは数の八百万個ではなく
沢山の・・・を意味していた。
自然界への畏敬が生活のすべてでした。
文字はまだ無く言葉だけがコミュニケーション手段
その言葉が大和言葉です。
 
SHAMNIPPONが立ち上がった当初のグラビアが
神社、渓谷、滝、森林のインスピレーションでした。
そのことから「古代への憧憬」も感じ理解できた。
祝詞(のりと)というこの国最初の音楽が
神話の世界とつながる回が続きました。
 
祈るしか術(すべ)を持たぬ古代の人々にとって
自然界へ祈り、言葉を想いを込めて捧げるのは当然の行為です。
お天道さまへ
雨乞いのために
海難を鎮めるために海の神さまへ
船を操るため風の神さまへ
実りをもたらす森の木たちへ
全知全能の力を持つであろう「月」へ
光と恵みを与える「太陽」へ
飢餓と病の回避に向けて
祈りの言葉は生きる為のだけに捧げられる

中国からの漢字の到来と国策での仏教の庇護から
神道は微妙な位置になる
ある時期を境に「勾玉」が消え
仏教の教典「漢字」と数珠『念珠』が人々の救済の中心となる
大和言葉はそのときから姿を変えてしまう。
漢語、外来語が日常に入りこみ
漢字が意味を持って使われる。
 
奈良時代以前のこの大和言葉は
心を癒し、耳にやさしきことばたちです。
その大和言葉が剛さんの綴る楽曲に多く登場する。
十代の頃から話言葉が丁寧で乱暴な言い回しをしない少年でしたから
古語といわれる古き美しい言葉が違和感もなく心に沁み入ります。
 
今秋公開「朱花(はねず)の月」が神話をモチーフに現代の愛を描くように
赤いSingerの詩声で「Nijiの詩」の登場は9月7日になる。
 
夜を盗み、星でいっぱいの宝物殿へ逃げてゆく女(ひと)。
 by SERGE.LUTENS
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