世界遺産・薬師寺FUNK [RADIO]
お寺でFUNKが願望で、しかも薬師寺さんの「思い残す事無くやって下さい。」
このお事葉の後押しで弥勒菩薩さまとは一対一向き合うカタチでセッションが出来た。
レーザー光線も初めて許可を貰い「7色」のサイケデリックなライトを駆使
大講堂はパープルのライトアップでカラフル&幻想的な演出、
更にスモークもたかれビームが揺らめく霧のようにも広がったとの報告もある。
自分の「愛と正義」の座席からは堪能は出来なかったが想像するに
自分のリアルな記憶だとここ止まりでしたが。
ほとんど直角で直上の雲の流れ、鳥たち、飛行機の軌跡に目が行き
見えないステージには視線を向けないでいたし、セッション中は開け放たれた金堂の
薬師三尊様の神々しさとお香の匂いに子供の頃体験した「お盆」の記憶と対面していた。
実はっこれこそが堂本剛がオーディエンスに体験してもらいたかったのだと
野外LIVEの意味だと西のRADIOで語られた。
リリックの細部の意味より自分の中に眠ってる想いや記憶を呼び起こし
家路につく頃には
「こうしょう!(またしっかり生きていこう)」
そうの想いを引き出したいとね。
それが屋根のない会場だと音楽が空に融けて消えてく「野外」の面白さだと思う。
本人は屋根がないことでで自然の力(風?)に乗って聞こえて欲しい人の耳に入るかもしれない。
音楽として聞いて貰うのには「屋根」のあるホールでいい
メッセージとして歌の投影げつけない時代の「街」『オリカラ」の頃はそれでも良かったと。
現在の「音楽」にメッセージを注入している楽曲に関しては突き動かす「言の葉」を
歌詞を捉えるのでは無く、それ以上に体感を共有することで「愛を考える時間の提供」がしたかった。
それがテーマ「愛と正義」の選曲になった。