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ROBTOと言えばファンタスティポ! [堂本剛]

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今年の第81回米国アカデミー賞短編ア二メ−ション賞受賞「つみきのいえ」
加藤久仁生監督のNHKのインタビューを見た。
朴訥としたお話しを聞いてて彼の所属するimagica robot groupという集団の温かさが理解できた。
優秀な監督、映像作家が思い切りしたい仕事ができる環境が、世にステキな作品を送り出すんだなと。
加藤監督が生まれた鹿児島の実家で披露された「母の日のプレゼントの絵本」にもホッコリした。
ご両親が素晴らしいのだ。

2005年2月5日の摩訶不思議な映画「ファンタスティポ」の製作会社もロボット
ROBOTの薮内省吾脚本・監督の初作品国分太一、堂本剛W主演。
(岡田准一の「SP」総監督本広克行も同じ所属です)
この集団の初の作品は「UNDO」「LOVE Letter」の岩井俊二監督(現在は移籍)はテレビCM作家、テレビドラマからの映画へ移行する方が多数所属してらっしゃる。
スタイリッシュで映像重視なのは15秒30秒勝負の「CM」の世界が映画になった作品のように思える。
岩井監督の作品が賞を取るとTV的作品、TV的作風、TVのタイアップとTVの世界が限りなく映画に融合し、古い映画一筋の関係者からは反発を 受けていた気がする。
20年の間にTV的なその傾向は常識となりTVドラマの映画版、そしてJ事務所のタレント起用なくしては製作もおぼつかなく古き良き時代の映画創りは影を潜めている。
アンダーグランドなATGの後押しで独立プロの自主制作が席巻した時代から、スポンサーはTV局になり「タイアップ」へ。
コミックの実写版ブームはある程度固定ファンを支えにした映画製作が手堅くされている。
 
そして何よりの驚きは映画を支えてるはずの「TV業界」そのものがグラツキ、視聴者離れを起こしピンチなのだ。
TVは番宣のための媒体と化し、あらゆるバライティ、WSには宣伝を目的に世界中の映画スタアがゲストで惜しげも無く「TV」には登場する。
TV本編で告知し映画へとなだれ込みDVD化で資金を稼ぐそんな風にしか見えないのだ。
今は正座して画面に食い入るように見る番組も少ないし、時間も無い。
リアルタイムで見る番組も殆ど無い。
 
その影でTVでしっかりお仕事(CM、番組ジャンクション映像)をし、「つみきのいえ」のように作りたいアニメ、絵本の誇り高いアートが生まれる。
そのアートが日本で海外で評価されるのはさらに創りたい「アート」が作れる環境が揃う。
 急遽上映が決定しこの作品が六本木で見られ、12分のアートを大勢の目に触れるチャンスが与えられるのだ。
 
そしてJ事務所という出資者 なくしては「ファンタスティポ」は存在しない
KinKiKids,TOKIOのファンの支えなくして「ファンタスティポ」はありえない。
JストームのオファーがROBOTであったとうことが偶然だったにしても
国文太一、堂本剛のW主演の映画製作会社だというだけでおめでとうと言いたいです。
 
そうそう、
アカデミー賞外国映画部門賞受賞の「おくりびと」も主演は元アイドル、元J事務所なんだよね。
アイドル、J事務所を上目線から見ている業界の方々はどんな思いでアカデミー賞を見ているのかな?
インタビューしたいです。

 
 
 
 
 

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