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聖徳太子16歳像 [イベント報告メモ]

巣鴨刺抜地蔵に行く

高岩寺会館にふらリとは入り、気になる彫刻出会う


聖徳太子16歳像

作者:杉田浩庸さん


理由を説明しろといわれても理由が見つからなかった。
E☆Eが「聖徳太子」好き・・・・でなのかなとも思ったが同じ作者の下の童子も惹かれるし、
もうひとつの仏像も可愛いいと思うんだから、この作者の仏像へのアプローチが好きなのかもしれない。
見たことも無い飛鳥文化の生活の匂いがするんだね。
で画像をUPして謎が解けた。
どの顔も堂本剛顔なのだよ。
だから素通りできず飽きずに眺めていたんだね。

仏像を好きになるのに最初は「好みのタイプ」の像を見つけるところから入るといいよ。
というアドバイスがありまして、10代の頃は見目麗しい「百済観音」が好きだった。
あのビジュアル系の観音さまから考えるとかなりのギャップがある。
片や国宝の超がつくブランド、本日出会ったのは芸大の4年生の学生さん。
琴線に触れる価値基準に他人の下した評価は関係ない。
自分の目を信じるしかない、好きか嫌いかそれだけ。
友人とも話したがこの作者が老成し、高村光雲を超える作家になるのかどうかを見届けるのは
物理的に無理。
50年後どうなってるいるかに興味も無い。
持っても、私は生きていない。
ただこの作者が作り出す彫刻に沢山の人々の心を動かす「何か」を途切れず絶えず創り続けて
欲しいだけです。


銭箱を手に持つ童子、タイトル忘れた。
あごのプルプルはミルクプリンの感触かな?


チャーミングです。

ネットで調べたら11月9日から三菱地所と芸大のコラボで、丸ビルの回廊で「十二干支」を
展示するようです。
http://www.geidai.ac.jp/guide/120th_anniv/GAinM_01.html
アートのパトロンはメセナと呼ばれ企業なんだよね。
国レベルでのイベントは何故かわたし達にまで伝わらないことが多い。
出来たら2010年のあのイベントに若い彫刻家にチャンスをつくりデビューさせて欲しいもんだ。
オーデションで幅広く人気のランキングを募れば、平成の今に求められてる「仏像」が認識できる。
エントリーの審査員がそれなりの「重鎮」であれば呆れた作品は最終選考に残らないはずです。
国家的イベントに固執してわたし達の生活からかけ離れたお祭りにしないようにね、
庶民あっての「国家建立」なのだから。
平城京の庶民の心の退廃と諦めをひとつに導くために「大仏」が登場したようにね。
国土交通省が億の予算をどうカタチにするのか、1300年事業団の出す提案に乞うご期待です。

             
ぼくの靴音
作者: 堂本 剛出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/12/10メディア: 単行本

  • 表紙撮影:平城京跡地

 

 

 


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展示会の新井

はじめまして。

杉田浩庸の友人新井と申します。

今月6日~12日まで高岩寺ギャラりーで、仏像、絵画、能面を中心とした展示会を開いております。
10時~18時(最終日16時)

杉田氏はじめ20代~30代8人の若手が出品しております。

杉田がこちらの文章を読ませていただき大変喜んでおりました。
しかし彼はPCが使えないので代わりに私が書き込ませていただきました。

拙い作品ではございますが、ご高覧賜りますようご案内申し上げます。
by 展示会の新井 (2008-11-06 02:56) 

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