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8月16日プレスリー没30年エルビスで思い出したメモ [因縁な話]

アメリカの星 エルビス・プレスリーの没30年

1977年8月16日はエルビスが42歳7ヶ月8日で亡くなりました。
メンフィスの自宅2階のバスルームで倒れてるのが発見され
午後3時30分パブティスト・メモリアル・ホスピタルにて死亡宣告。

アメリカでの彼の人気や音楽活動の功績は絶大で国民的アイドルで
ヒーローでした。
南部出のハンサム君は南部のカントリー&ウエスタンと
黒人のリズム&ブルースをベースにビートをきかせた
チョイ悪なロックンロールでアメリカの若者を熱狂させ
音楽のイニシアティブを若者に持たせた。
ゴスペルをバラードし腰にものいわせ女の子を虜にした。

亡くなる5年前の1972年にメンフィス自宅の「音符の鉄門」を
「中に入れてよー」と揺さぶった記憶がある。
本人が在宅のため中には入れて貰えませんでしたから。
今から思うと存命中にかなり近い位置にいたんだ。。。と
違う意味で凄い体験をしたことになります。
あの南部の眠くなるようなのどかな風景と、照りつける太陽と
どこまでも続く綿花畑の海からの脱出が
エルビスをロッカーに駆り立ていたんだろうな。
そんな気がします。

脱出、それはリバプールの港とキャバーンクラブを訪ねた時にも
同じ思いをした。
階級制度で、ががんじがらめのイギリスで大金を稼ぎ
大きな家に住み、イカシタ女の子を手に入れるには
音楽、スポーツで成功すること。
地方都市からまずはロンドンに出て
世界を制すためにアメリカで成功をすること。
ジョンにとってもエルビス・プレスリーは憧れの
ヒーローだったはずです。
クオリーメン時代のマンマ、エルビスなリーゼントヘアや
ファッションを見てもそう思わずにはいられません。
あの港から大西洋を眺めているとだれだって歌いたくなるよ。
 My Bonnie is over the ocean
 My Bonnie is over the sea
 My Bonnie is over the ocean
 My Bonnie is over the sea
 Bring back, bring back
 Bring back my Bonnie to me, to me
 Bring back, bring back
 O bring back my Bonnie to me.          
  私のボニーは太洋を渡った
  私のボニーは海を渡った
  帰ってきて 帰ってきて      
  帰って私のもとへ帰ってきて
  帰ってきて 帰ってきて            
                               
  帰って私のもとへ帰ってきて
                                      
このスコットランド民謡「マイ・ボニー」はドイツのハンブルグで1962年リリース
トニー・シェリダン(Tony Sheridan)のアルバムの中に収録。
レコーディングではバックバンド「ビートブラザーズ」の名でクレジット。
ジョン・レノン20歳の時です。
はるかかなた自由の国アメリカ
偉大なエルビスが住むアメリカ
同じ海でもヨーロッパ側のドーバー海峡ではなく
大西洋の向こうアメリカへのオマージュに聞こえる
半ばすてばち気味に歌うこの歌は
労働者階級のジョンたちに
ロッカーの魂に火が灯った記念すべき歌のように思いました。
アルバムでは「ビートルズ」の名をクレジットしなかったことに
「ビートルズでいつかは自分たちの音楽やろう」
このセンチメンタルなスコットランドのヒローを歌った民謡に
ガンガンにビートをきかせて歌うジョンたちの叫びが聞こえます。   

リバプール港のドッグ      撮影:1995年6月14日

リバプール港の岸壁に腰掛て
鉛色の空と、鉄の塊のような貨物船を見ていると、
アメリカはキラキラ輝いてみえていたんだろうな。
南部出のトラックドライバーから生まれたプレスリーが、
手の届かないスターに見えてたんだろうな。

          
                 
英国子供達にとっては世界地図はこうなる
 

この「マイ・ボニー」から20年後プレスリーが果たせなかった
世界の「ビートルズ」になり
プレスリーの国アメリカ、世界の一の大都会NYのセントラルパークサイドに住み
平和と愛のシンボル「ジョン・レノン」として
プレスリーより若い40歳で逝ってしまうことになります。

ROCKは体制への反抗
ROCKは憤怒への叫び
ROCKは悲しみの鎮魂
ROCKは愛しき者への伝言

ゆえにアーティストに求められるのは
本人が生まれたフィールドから進化をとげて
魂に訴ったえる音楽だと思う

霊山に囲まれた奈良の窒息しそうな風景は
1300年の霊気と古都独特の厳粛さがそうさせる
浮かれ加減の京都よりは好きな空間でした
この国の制度でおよそ大多数の人々はこの地を訪れる
修学旅行という名のしくみはあくまでも
京都・奈良・大阪のコースをとり
奈良は半日のサラリとした扱いになる
大人になってじっくり回るためにものかもしれない
この地は中学生レベルで受け入れられない
侘び寂びなど・・・・・・今でも解らない
かの地で誕生し風景に包まれ過ごした何年間は
この地で生まれ当たり前に浴びてであろう
1,300年の霊気
すでに本人の知らない間に身に刻みこまれいる
しばらくは真実から遠ざかったところに来てしまったが
いずれ本来の真実の表現をする機会がくる
エルビスにはアメリカ南部の音楽
ジョンにはアイルランド、スコットランド、イングランドの民謡
それらが見え隠れする心に染み入る音がある
世界を目差すならあなたにはNARAしかないでしょう
飛鳥・・・・・・・
世界の人々にとっては新しい音楽
魂を揺さぶられるエキゾチックな音
そして日本のスピリチャルが見えてるくる音楽
ENDLICHERI☆ENDLICHERI


あなたでしか、いないでしょう。

ラウンド オブ ミルクアンドハニー
「聖地」はまだまだ見えてこない。

 


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