節分恵方巻きに挑戦 [堂本剛]
14年前関西出身の同僚から初めて節分の恵方巻きの話を聞いた時
冗談で担がれていると東京在住の自分も仲間も信じなかった
むしろ日本中で節分の恵方巻き丸かぶりつきを
しているものばかりと思ってたらしく
大阪の彼女の方が動揺していた
その年くらいからスーパーマーケットのチラシに
「今年の方角は・・・・恵方巻きの太巻き販売します」が出始めた
今では東京での認知度も上がってコンビニでも店頭販売にする時代になった
RADIOで剛さんが恵方巻きを頬張り難儀してる姿を
家族が笑いながら見守ってくれている
そんなコメントを聞きながらも
節分のこの儀式を実行することは自分は無かった
今年は南南東に向かい黙々と太巻きを食べる自分がいた
銀座久兵衛の太巻きはハーフサイズが二本セットです
それを「一本にして下さい」と無茶振りしたら
板前さんが心良く引き受けてくれた
目をつむり無言で特製の太巻き一本、黙々と食べ続けた
どの具材が口の中で踊るのか解らずじまいで終了した
ひたすら心に念じたのは
困難に立ち向かう友がガンバリ抜けること
同じ困難と闘う妹の気力が途切れないこと
胸が詰まるのは太巻きのせいにして
泣きそうになりながら完食した
丸ごと今年は良い年になること決まりだね
鬼は外 福は内