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12月8日ジョン・レノンスーパーLIVE [ジョンとヨーコ]

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ジョン・レノンスーパーLIVE

何から書けばよいのだろう

27年前の今日、12月8日
渋谷の西武百貨店本館と別館をつなぐ通路
向かいから歩いてきた二人ずれの会話
「ジョンが死んだんだって・・・・・・・・」
すれ違いざまに
私の左耳に飛び込んできた
ケータイもない頃,公衆電話で自宅にいる妹に
東芝EMIに確認するよう頼んだ
記憶はそこから消えてる
Double Fantasyを発表し「写楽」のロングインタビューを読み
日本公演を約束され
この冬を越すのを待っていた時だった

なんで今なんだ・・・
どうしてジョンなんだ・・・
ヨーコの目の前で・・・・
もう1分早くダコダハウスに入っていれば・・・・
今後ビートルズが4人で揃うことは無い・・・・

理不尽さと悔しさでどうしようもなかった

12月8日が嫌いになった

朝からラジオが1日中ジョンを追悼し楽曲を流す
その日だけのイベントのようにね
それさえも気に入らなかった

ジョンとヨーコの伝説は27年前で止まった

思えば世界中がヨーコに対して酷いこき下ろしを続けた頃
「ジョンが選んだヒトだから本当の小野洋子はきっと違う」
かってに自分で決め込んでいた
安田財閥の家柄も生い立ちも知らず
彼女の前衛芸術家としての実力も知らず
直感で彼女が好きになっていた
目力に圧倒されていた
真っ直ぐにジョン見つめる目の力に
このヒトは嘘をつかない数少ない大人のひとりだと
思い込んでいた

日本のあちこちで親子3人の姿が目撃され
軽井沢で過ごすジョンの穏やかなハウスハズバンド時代も
ほんわか嬉しかった
日本を選んでくれていたことに意味も無く嬉しかった

そして・・・・・・・・・・

一年に一回ジョンがこの世にいないことを思い出させる
12月8日が嫌いになった

2007年ENDLICHERI☆ENDLICHERIのイベントでの
ヨーコさんの後押しをみるまでは
忘れていた。
ヨーコはあれから世界中を駆け巡り
ジョンの音楽とメッセージを絶やさず受け継がれる為に
そのことに心血を注いでいたのだ

ENDLICHERI☆ENDLICHERIのイベントでの登場に
衝撃が走った
ヨーコが日本に向き合おうとしている
何かを伝える為にこの空間を選んでる
それからはごく自然にジョンレノンスーパーLIVEへ参加へ繋がった
日本のアーティストがコラボするイベントが6年続いている事実と
しかも今年はヨーコがNYを離れて12月8日に東京を選んだ事実に動かされた

そして当日
思いがけないサプライズは清志郎の復活
ENDLICHERI☆ENDLICHERIの登場は望めなかったが
ステージ上のENDLI組バンマス十川さんのジャケットの中には
しっかりイベントのサイケなTシャツを着てくださり
胸には△さんが見え隠れしていた
ささやかな十川さんの心つくしが嬉しい
名越さんの正確なギターも律儀にジョンを表現していてくれていて
心地良い
受け継がれるジョンの楽曲に包まれ至福な空間に
ヨーコさんのメッセージ
「日本の念力をください」
この平和でエネルギーの余力を持て余しているこの国が
精神性の尊さを思い出させる為に使うとしたら
「愛と平和」もかなう気がしてきた

ジョンが惚れたオンナだ
もう、さすがとしか言い様がない
今日のヨーコさんを
ジョンに見せたいと思った
ますますチャーミングに可愛くなっていくんだもの

Grow Old With Me
と一緒に歳をかさね
一番いい時間がこれからくるんだ
ふたりの時代がきたなら
ふたりは一つになるんだ
ふたりの愛に祝福あれ
ふたりの愛に祝福あれ
僕と一緒に年を重ねよう  
ひとつの木から伸びる
ふたつの枝のように
沈む夕日に向き合おう
一日が終わるときには
アルバム"Milk And Honey" 「Grow Old With Me」からの抜粋

Chara,彼女が歌うこの曲に涙が溢れた
あの頃からジョンには74歳のヨーコが見えていて
今日も見ているんだとね


セットリスト
オープニングメドレー忌野清志郎、奥田民生、吉井和哉、斉藤和義メドレー
吉井和哉「I Want You」
吉井&奥田 「Dig A Pony」 「Because」
奥田&斎藤 「I've Got Feeling」
忌野清志郎 「Don't let me down.」
くるり1曲目 「She Said She Said」
   2曲目「Nowhere Man」
Bonnie Pink1曲目「What You Got」 
   2曲目は(Just Like)Starting Over」
樹木希林さん「子供の作文」"Imagine"の朗読
The Sunday Drivers。スネオヘアーこと渡辺健二さんと箭内道彦さんとのユニット
箭内(右ハンドル)渡辺さん(右ハンドル)オール・ドライブソング・ユニット   
            1曲目「Love」
            2曲目「Real Love」
Mr.Klaus Voorman(クラウス・フォアマン氏)押葉&クラウス、デュエット
           「Bring It On HomeTo Me」
Love Psychedelico1曲目「Instant Karma」
             
曲目「Across The Universe」 

樹木希林さんのお孫さん二人"Imagine"を歌う
希林さんの日本語訳詞朗読
Chara     1曲目「Grow Old With Me」
 
               2曲目「Give Peace A ance」
 
斉藤和義1曲目「Jealous Guy」日本語詞
               2曲目「Baby It's You」
奥田民生1曲目「Slippin' And Sliden」   
          2曲目木村カエラ「And Your Bird Can Sing」
               3曲目「In My Life」バッハ風ピアノ間奏は、十川さん
井和哉2曲目「I'm Losing You」3曲目「Help!」
忌野清志郎1曲目「Mother」日本語
              
2曲「A Hard Day's Night」イントロとエンディングでザ・ドアーズLightMyFire"を引用
              
3目「Imagine」 "Strawberry Fields Forever"のイントロ部分引用日本語仲井戸麗市(ギター)
               新井田耕造(ドラムス)厚見玲衣(キーボード&シンセ・ベース)
エンディングメドレー Happy X'mas」
                                         
「Power To The People」
                                                   
Give Peace A Chance」

クラウスさんの日本語でメッセージ「ジョンはここにいるよ」
ヨーコさんの「日本の念力をください」のスピーチ


そして剛さん来ていたんだね!
ヨーコさんと逢えたんだね
思いがカタチになったんだね

 

 

繋がったんだ

 


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