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見上げてごらん夜の星を [堂本剛]

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飯田橋首都高速5号線下 神田川...

「剛さんLIVE,譲ってもらえるチケットが無かったら来てください」

音楽家の道を選んだ友達のデビューコンサート



そう-街の片隅で

6月5日を過ごしてた
収容人数300人の小さな音楽ホール
昭和の匂いがする懐かしい小さな音楽堂
バッハ・ドボルザーク・モーツアルト
次々クラッシクの中では好きな作曲家が続く
DShostakovich...馴染みのない作曲家さん、で
音大に入る直前に仲良くなった二人のセッションが始まった
二短調OP40第一・四楽章

ドレスなんか着ちゃってスポットライトなんか浴びちゃって
もうプロの演奏家さんなんだね。

らしいなぁ...二人らしいチェロとピアノが

闘っている

今まで寝ていた前列のおばぁちゃん3人組
起きたよ、しっかり聴いてるよ、赤ん坊も泣き止んだ

二人の緊張と楽曲の躍動するクレシェンドで
昭和のまんま置いてかれた、音楽堂が変わった

学生運動、平和行進、原水爆禁止
若者が行動し動いていた、あの時代の風景が降りてきた
ばぁちゃんたちには東京空襲や竹槍訓練が返ってきたのかな

若い二人の伝えようとする
意味・想い・意思の強さがそうさせたんだと思う

音楽は満腹にもならないし
清潔にクリーンアップされた日常を提供するわけではない
しかし

音楽を聴く事で元気になるんだね
マーチとなって一緒に歩き
力をくれる
楽器ひとつで
体ひとつで
届けられる
そんな応援の仕方もあるんだね

アンコールはサービス満点
誰もが愛する
アイネ・クライネ・ナハトムジーク
今日初めて気がついた
チェロって大事な答えなんだということ

フルートが優雅に舞う
チェロが「ハイ」と受ける
ヴァイオリンがエイッと投げる
チェロが「ウン」と答える
クラリネットがヒューッと流れる
チェロが「それで?」って相づちをする
答えてくれているんだ
小石を投げて、ポチャンと音がしないと
投げた事にならない、空中に消えただけになる
音がして初めて小石の存在が温かくなる

チェロは水音の「ポチャン」のように返事をしていた

ハイ ウン それで?
だから? 何で いいよ  そうだね


やっぱり彼女らしくてイイ。

最終曲は
「見上げてごらん夜の星を」
昭和だね。

 誰もが貧乏で、誰もがアメリカ文化に憧れ
そしてみんなで、高度成長に突入していった
あの時代の片隅で生きていた普通の人々の歌
(働きながら定時制に通う高校生が主人公のミュージカル&映画の主題歌)

剛さんの唄うこの歌は
TBSドラマ「ガッコの先生」の劇中歌にもなっている

この選曲には涙が溢れました
素敵な小石族...

1日一回誰かが喜ぶことをしましょう。
そうすれば世界は変わります。
byヨーコさん


会場中に波紋が広がった。
すばらしい招待状ありがとう。

PS:のだめにも感謝。君のピアノあってのソナタでした。







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