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カバーよりカバーしてほしい。 [堂本剛]

関山0685JPEG変換.jpg

 カバーアルバムというトレンド

 人が出すから自分も出す、じゃやるせない。

拓郎の「ファイト!」

この唄を聞くと生半可な覚悟じゃ歌っちゃいけないと思う。
拓郎の唄う姿に対して感想コメント寄せられていた中に

あなたの歌に感化された長渕剛さんが
いるように、第二・第三の長渕剛さん的
若者の登場を期待するとともに、たくろう
さんの元気をお祈りします。ありがとう

というのを見つけた。
歌唱力でそれらしく合格点はいくアーティストは山ほどいる。
でも本気で他人の唄を「自分のモノにしきれるか・・・」
そうなると「追いかける若者」いない。
 拓郎のこの唄を聞くとそう思う。
「カバー」って楽曲提供者自身がジェラシーを感じるくらい
本人のものにならなければ出しちゃいけないと思う。
拓郎の弾き語りを聞くとそう思う。
堂本剛が追いかける若者に、もっとも近い位置にいるだけに
今ではないと
拓郎の優しさと現在の病と闘う彼を考えるとそう思う。
今はまだ諦めという鎖を身をよじり外そうとしてる
小さな魚たちなのです。若者は。

 歌詞のなかの女のコの心境は
お母様の願いで「高校だけは卒業して・・」に従いはしたが
美術学校進学の希望を捨てた本人の悔しさとシンクロする。

理不尽に声もあげれず、逃げてしまった10代に

「 女・子どもは引っ込んでろ」の世界を舐め尽くしたのであるなら

20年後には「ファイト」が唄える日がきっとくる。

 この国の音楽は70年代で止まっている。
あの時代に魂を掴む唄が多くあるのを見てもそう思う。

流れを変えるのにはやはり「東京」は不向きなのか
北海道と、沖縄に魂を掴む唄は住んでいる。

西のRADIOでポロリとこぼれた

「僕の唄をカバーしてくれる人いないかな?」

拓郎、みゆきさんが唄う「堂本剛」の唄を聴いてみたいと思う自分でした。

ソメイヨシノ713JPEG変換.jpg

辿りつくところは魂のメッセージ。
それが無いのなら聴くのは辛いのです。
墜落した花びらに埋め尽くされたピンクの山
幹にまで咲き出す瑞々しい花ぶさ
そこから発する言の葉を唄を、
他のアーティストたちはどんなふうに
表現するのだろか。

 

 

ああ

小魚たちの群れ

きらきらと

海の中の国境を

越えてゆく

諦めという名の鎖を

身をよじって

ほどいてゆく

 ファイト

闘う君の唄を

闘わない奴らが

笑うだろ

 ファイト

冷たい水の中を

ふるえながら

のぼってゆけ

ファイト 作詞:中島みゆき


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