続々明らかになる薬師寺LIVE [堂本剛]
こうだったのか・・・・・。
スタンディング状態になると全くステージが見えない我が席
周りの観客も「見えない、見えない・・・」の連呼
私も見えない、あなたも見えない、誰も見えない、
みぃ〜〜んな同じ、ダフも見捨てる増設席
奥の手無汚染地区です。
確かに最前センターにいるオーディエンスは
極楽浄土かもしれない
グラビアを見て感動の反芻を
楽しんでるかもしれない
雑誌を開いて初めて見るステージの様子に
驚愕と感動の大きさは
自分の方が大きい・・・・と
負けず嫌いは呟いてみた。
本人が見たという雲龍も・・・
雑誌を見るまでは想像の世界で楽しんでいた。
グラビアの実写はリアルな記憶では無いので
やはり、自分が想い出すのは
この見たまんまと、お香の香り、
灰色の空,横切る飛行機、つがいで飛ぶ鳥たち。
そして小鳥の鳴き声、近鉄電車、選挙カーアナウンス
などが脳内を駆け巡る。
そして、
祭りの後の何とも言えない名残惜しさは
オーディエンスの去ったパイプ椅子達が語る
行く夏を感じさせる「終わり」は
2009年の強烈な記憶として留まるんだろうな。
せめてあの会場で聞いた
全く新しい
「ORIGINAL COLOR」
怖いけど
「街」はもう一度聴いてみたいし
CDでは手に入らない
奈良の空に解けて消えてく
すべての楽曲の記憶を呼び戻したい。
「凄いカメラの配置だね」呟く自分に
『DVD出ますよ』
隣席の見知らぬオーディエンスが応えた。
「?・・・」凝視し言葉もない自分
『知り合いが制作会社にいるので・・・』
内心シャベっちゃっていいんかい!と突っ込みを入れたかったが
彼女の嬉しさが言わさせたんだね、
お互いPGで頑張った同志よ!
貴方の言葉を信じます。
そうだったんだね。
今回は何もかもがいつもと違う
なにもかもが奇麗に繋がった
だから実現した
世界遺産、奈良薬師寺LIVE
2時間のLIVEの2日間
まるごとの世界を再現して欲しい
慌てることなく余すことなく分をこえることなく
進化するスタッフの心意気を
DVDで繋げて見せて欲しい。
そうだったんだね。
と私たちが言えるような思い出を残して下さい。
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