SSブログ

「夏涙」なんだよね。 [244ENDLI-x]

突然ですが・・・「春涙」の続編って望めませんか?
 春涙」この歌が大好きです。
 地上から消えた大切な友達を喪(うしな)って思いました。
「春涙」この曲は 大切な友からのメッセージに聴こえるのです。
季節が変っても口ずさみ小さな声で歌っています。
なぜなら、消えた友達を思い出すことがないからです。

理由は「忘れない」からです。

忘れないから、思い出すことが無いのです。
季節が移っても同じで、いつも一緒に生きています。
時折フッとあることを思い出すことがあります。
それは・・・その人が死んで地上には居ないことをです。
「春涙」をLIVEで聴くたびに自分には自覚もなく涙が流れてます。 
「春涙」は逝ってしまった現実を思い出させるのですね。


夏・秋・冬で必ず心に涙が溢れる風景があります。
喪(うしな)った哀しい事実をこの時だけは思い出すのです。
心に雨をふらす風景

 夏涙


夏の雲.jpeg

 
青い大空の入道雲の中にまぶしいそうに
目を細めるその人を見つけます。
今年の夏が終わる日をつまらなそうに数えていると
気まぐれな夕立が仕返しをし、すくませるような稲光を送りつけます。

天空を暴れる雷のエネルギーを見て
ほんの少しでもあの人にわけて貰えていたら、
夏の太陽から、夕立の大粒の雨足から
稲光の恐怖から守ってもらえたあの時が続いたのになぁと
アホなこと考えます。
青い大空は哀しい「夏涙」を降らせます。
やまない通り雨がわたしだけに降り続けるんです。

「秋涙」
枯葉.jpeg 
踏みしめて歩く大地の「土」と「枯葉」はそれだけで哀しい
長い散歩の中でふたりで交わした
沢山のお話がついてくるからです。
大好きだった「声」が聴こえてきます。
交互に出されるふたりの靴のつま先と
色を変え朽ち果てた枯葉と土の柔らかな感触を感じます。
太陽の光が沢山届くように落ちてゆく木立の葉たちと
実りとして私たちにその身を捧げる豊かな収穫
与えられてばかりの私、与えたまま姿を失った人

枯れた落ち葉が土に帰る秋は
生きることを教えてくれる大地へ
「秋涙」が吸い込まれます。
「冬涙」
氷山2.jpeg
吐く息が白いのは、人が温かい生き物なことを教えてくれます。
木枯らしの唸りと、何もかもが冷たい外の世界
見えない空気の制裁が容赦なく続きます
すべての生き物がこの季節が過ぎ行くのを忍耐強くやり過ごしている
いくら暖めても冷(こご)えていく氷の「冬涙」
凍(こお)りつく寒さを何もかもを溶かしてくれた
「存在」という 温かい居場所
外気の寒さに冷きったわたしに時空を超え
あのひとの体温を呼び続けます。
この季節が終わりさいすれば、
あのひとの生まれた春が来る
     
      あいたいよ

一年があるんです
季節がついてくるんです
「春涙」は、一年中溢れます

剛さんの感性が創る夏秋冬の「涙」

聴きたいですね。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。