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今なら書けるお台場LIVE [ジョンとヨーコ]

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    撮影:篠山紀信 「写楽」1984年4月号表紙

思い出しメモ


1984年雑誌「写楽」4月号のオノ・ヨーコさんのインタビュー記事を思い出した。
何年か振りにテキストを読み返してとある1行に目が釘付けになった。
謎が解けた!

実は今回のお台場LIVEには何か見えない部分が多くて記録を作りにくかった。
「迷走ENDLICHERI☆ENDLICHERI?」とタイトルをつけたいくらいに
掴みどころが無くそれは4月末まで続いた。
仙台LIVEは横浜TANKでの「Rainbow Ster」の続編プラス
JBが見え隠れする「竹内色」に傾斜した荒っぽいLIVEでそれなり楽しめた。
ヨコハマの港から北の杜の倉庫街に飛んだ種は小さな箱庭状態で
まるで学生時代の文化祭のごとく手作りのあたたかい空間でした。
まさに
FunkyParty 2007Sparkling Love at endli9.funk9.la9

そして仙台LIVEのあとに控えるお台場には
「空が泣くから」の奈良にインスパイヤされた世界観を
神秘なるNARA FUNKが思い切り楽しめると、
決めつけていた。
タイトルも「Neo Afrika Rainbow Ax」 NARAでしたしね。

実際に始まると
宇宙?
アフリカ?
NARA?
着地はU・S・AイーストコーストR&B・・・・
ツアータイトルと内容が合わないのはヨコハマでも経験済みです。
「Neo Afrika Rainbow Ax」
パッチワークのクレジーキルトのように
脈絡のないつながりのない進行に思えた。
参加オーディエンス側も
ヘビーリピーターも増加する一方
初めての参加者組
年代、性別本当に多種多様
どこに焦点が当たっている?
MCが無くても×
MCがあっても×
お遊びパフォーマンスで盛り上がるオーディエンス
音楽以外でのお楽しみを要求するオーディエンス
愛のメッセージの繰り返しに下を向くオーディエンス
まして楽曲に対しての本人のコメントは皆無
聞き手の「胸宇宙」にゆだねるがごとく押し付けてこない。
ゆえに自分もイメージ解釈で自分の胸に浮かぶストーリーを作り、
納得させていた。
ちょうど5月はじめからはっきり確立してきた。

オープニングのスクリーンに映し出されるストリー
白い龍の誕生と成長のものがたり
太古の昔アフリカに千の羽を持つENDLICHERI☆ENDLICHERI
1300年前に都がNARAとなりニホンの成り立ちと
ケリーさんの祖先となる集落のはじまる
奈良からはるか東の国へ飛び、現代の台場J地区
突如現れるENDLICHERI☆ENDLICHERI
空が泣くから
生まれたばかりの華奢ではかなげなホワイトドラゴンは
空に遊び戯れる
そして成長して逞しく精悍な顔つきとなり
ダイナミックな龍が乱舞
はじまりのアニメーションの部分の物語は終了し、
このあとのセットメニューですべて語り尽くされていた
特に青春期に愛と孤独の描写はすごく感情が移入できた。

White DRAGON
FISH DANCE

 インストメンタル
このインストメンタルで最後にギターの弦をこすり
繰り返す音は龍の泣き声に聞こえます。
暗い宇宙に取り残されたホワイトドラゴン
孤独に耐え切れず
仲間を呼びつづける哀しい叫びに聞こえました。


傷の上には赤いBLOOD
宇宙の雨はね 二人で
インストメンタル
仲間とのめぐり合いと生きてゆく意味を見つけたよろこびとが表現され
自分の居場所と使命感に燃える頼もしいホワイトドラゴン
人々に幸せを与えるホワイトドラゴン伝説とリンクします。

ソメイヨシノ
Sparkling
(メンバー紹介)
Blue Berry
Take U2 The Rainbow Star
Chance Comes Knocking

アンコール
MC愛のメッセージ
Rainbow wing
MC感謝のメッセージ
Endroll
特に5月に入ってからはベース、ドラムのソロが本格化し
音楽色が濃くその上達ぶりがすばらしかった。
パフォーマンスの時代を経てたどりついた、
コトバ(MC)ではなく音楽で「表現」しきっていた。
音楽とは成長の記録なのか。

1984年「写楽」4月オノヨーコさんのインタビューテキストより
(丸写しはできないから言葉を変えます)
    ミュージシャンは自分の生活や生き方と関係なく
    セールスを目的に書いたり歌ったりする人がいるでしょ。
    でも、ジョンと私が書くのは「日記」なの

    毎日の生活からうまれるの。

    全部みせちゃおうってねそれがジョンと私の主義だったの

LIVEの意味を忘れて
何を伝えたいのかを探ることのばかばかしさが
進化と成長を期待する押し付けがましさが
本人の作品に勝手な期待と方向性を決めつけることが

恥ずかしかった。

見せられた音楽を感じればいいんだ。
毎日同じ文章の日記はないのだからね。

オノ・ヨーコさんのインタビュー記事を読んでいて
音楽への表現が許されるアーティストには
日々の想いが作品になることを、しかも
20年経っても私達の心に住み記憶に残ることを
痛感させられた。

「Milk and Honey」
色でいうとミルクは白人,蜜は黄色人種。
ジョンとヨーコの最後の交換日記だったんですね。
「ダブルファンタジー」の続編くらいにしか思っていなかったこのアルバム。
タイトルの意味を語るヨーコさん
人種差別に対し痛烈なメッセージが込められている。
ミルク&ハニーは「天国」
聖書の中では「ラウンド オブ ミルクアンドハニー」は
さらに「聖地」を意味する。
ヨーロッパ移民からみるとアメリカは
「ラウンド オブ ミルク&ハニー」
「聖地」なのだそうです。
UKとJAPANからの移民ふたりにとっても・・・・・・

 

Milk and Honey

Milk and Honey

  • アーティスト: John Lennon, Yoko Ono
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2001/10/23
  • メディア: CD

 2007年Dreampower  ジョン・レノン スーパーLIVE決定
オノヨーコさん主催
国内アーティストがコラボします。
夢のチカラで
ENDLICHERI☆ENDLICHERIさん

是非!

詳しくはオノさんのHP DreamPowerで。

 


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