トーク部つよし [イベント報告メモ]
開演前、場内に流れる「アルバム楽曲」とおぼしき音楽に耳を澄ます観客多しでした。
紅縁会となるらしい。
赤い糸の縁の会でしょうか、聞くだけだと「後援会」になる
トークショーを見てて思い出したご仁がいた。
永六輔氏
せきこえのろにあさらあみ・・・の永六さんです。
お誕生日は4月10日。
独特の世界観を声で伝え、シニアに圧倒的支持を持つパーソナリティーです。
放送作家で作詞家でもある過去には「上を向いて歩こう」が全世界にヒットする経験を持つ。
シンガーソングライターの席巻であっさり「作詞家業」を捨てる。
歌い手が作る詩の前では自分の作詩は敵わない・・・が理由だそだ。
TVの放し離しに愛想をつかしバッサリ捨てる。
イサギ良い。
僧侶の家系で云うことも凄まじい死生観を持ち「大往生」で終わる、を勧める活動もしている。
名もなき職人の生き方、作品に目を向け江戸芸を後押し大阪笑い芸を拒否る。
古き日本の故事伝統を残し継承を試みる。
ナンヤカンヤの蘊蓄がよどみの無い話しっぷりで笑わせ、ホロリと涙を流させる
話の達人です。
その現代の語り部、永六輔氏がステージ上の「堂本剛」が重なった。
宗教というアイドルの世界ではタブー視されることもキチンと主観を述べる。
やりたい仕事を優先させるための努力もキチンと報告する。
1時間半の生放送の公演はRADIOでも許されない贅沢な空間をノンストップ、しゃべり続けた。
トークショーとして成り立つ「話芸」の根幹が日頃の「想い」なのが解る。
今回は堂本剛を応援する観客で埋め尽くされているがいずれ「話」だけで大勢の支持を得られる「話」に進展する可能性を見ていました。
それはTVではなく「radio」の世界、声の世界で証明している永六輔という「もの言える大人」がいることで確信する。
感性は宝、直感は才能です。
総じてエンタティナメントとというより「業務報告」に近いプレゼンテーション。
アルバム制作
今後の音楽の傾向
MPV制作意図
そして「カワイ〜イ〜〜」を忘れない。
一方的な発信はファンミーティングというより「報告会」なのでした。
制約でツアーについての発表が先送り。
本人んとは関係ないところで止まっているを繰り返す。
僕とは関係ない
僕とは関係ない
僕とは関係ない
無関係なのが相当に悔しいのかぁ。
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