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アイスランドに学ぶ [ジョンとヨーコ]

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ヨーコさんがイマジンピースタワー建設にアイスランドのレイキャビックを選んだ理由は、
この国はエネルギーを水で賄っていること。
水といっても地中深くマグマで熱しられた温泉の水蒸気がタービンを通してエネルギーとして蓄積される。
その後、放出された温泉は90°〜100°、パイプラインで電気とともに街に送られた熱湯は熱源として家屋、
風呂、キッチンに利用される。
水は氷河の解け水。
スクリーンショット(2011-11-30 20.00.23a).png
その温泉と水が生活の基盤を創り氷点下の中に暮らす国民を守る。
国をあげて整備されい今では全国民が利用するまでになった。
イマジンピースタワーのライブカメラの中でしか繋ながれないが
この国が真底うらやましい。

火山国の日本では地熱発電の恩恵をもつ国としては世界3位になる。
しかも地熱をエネルギーに変えるタービンはほとんどが日本製なのだ。
その高水準な技術も自国では使われない。

なぜ、この道を選ばなかったのだろうか?
地震多発プレート上に位置する国がなぜ原子力発電に向かってしまうのか。

政治です。

関東大震災の復興をなし得たのは一人の政治家
大風呂敷と呼ばれ強引な立ち退きの推進に当時は非難の的となる
破壊され焼け野原の東京に3車線もの大通り日比谷、晴海、昭和を建設、駅を統一し環状線も公園も配置した。
過去には車社会と経済の動線の未来が見えてた政治家がいた。

9月1日関東大震災
9月2日復興大臣就任
9月4日復興計画提出
東京の大恩人、後藤新平です。

今の日本に後藤新平の信念と生活者への愛のかたまりの政治家がいたら・・・。
寒冷地で温泉と雪解け水の豊富な東北にアイスランドのような街が創れる。

東京の恩人の生まれたのは水沢市です。
もし後藤の計画が当初の提案通り敢行されれば
東京はパリ、NYを手本に公園と並木豊かな街路地が整備された美しい首都になっていた。

自分を含めほとんどの都民は東京の今の便利が水沢出身の一人の政治家の英断であることを知らない。
感謝もしない。
彼の生まれた岩手が手ひどい地震で幾度も壊滅しているのに。
恩は返ってこない。

個人では出来ることは小さい。
小さなできることを大きな力で動かすのがマツリゴト。

昨年の東北公演で水沢町を選んだ理由は解らない。
昨年の東北公演で會津市を選んだ理由は解らない。
昨年の東北公演で仙台市を選んだ理由は解らない。

解っているのは蜘蛛の糸より細い「縁」と「祈り」を結ぶ事だと思う。



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