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平安結祈四回目黒い海白い闇 [平安神宮奉納]

本日仲間とゾロゾロ四回目の鑑賞
LIVEじゃありえない16席陣取り粛々と始まる映画を待つ。
なんだかLIVEの会場で着席しているような錯覚
回りの空気が和むのはお仲間さんのお陰です。
こういう集会の道もあったんだね。
DVDでは上映会を禁止していますから・・・

黒い海
そして本日号泣の場面を発見した。
堤監督の目線とフィルターにはオーディエンス視線が少ない・・・と
感じたのは大間違いだった。

「時空」が始まりその映像の中に自分が見続けたものが浮かんだ時
涙が止まらなかった。
あの風景はあの日ステージを全く見る事が出来ないため
くるりとステージに背中を向け見ていた平安神宮正門でした。
最後部座席の自分には背後の門は目前であり、上空と交互に眺めてた。
ライトによるラインアートの動きにこの曲の持つイメージ「旅の仲間」たちを
ひたすら教えを求めて歩き続けた玄奘三蔵法師の偉業を重ねていた。
庶民を救う教典を持ち帰るため印度へ密出国をするキャラバンです。
それは薬師寺で見た平山郁夫画伯の壁画の風景がリンクするのです。
時空のインストメンタルは苦難の道を選び信じる仲間とLIVEを続ける姿と重なる。
20110904ラインアートmuR0117405.jpg
夜の海の波のような黒いオーディエンス越しに映しだされた正門の赤い輪

一瞬、光の輪を見つけた。それを見つけたとき、涙が止まらない。
三回の鑑賞のときには気がつかなかった映像でした。
このシーンを残してくれたことに感謝した。
自分と同じ視線を持つ堤監督に感謝した。
20110904ラインアート3門zR0117405.jpg

黒い海のごとく映し出される会場のオーディエンスは度々登場する。
あの闇の中に確かに自分はいたのです。

想いの種は自分の引き出しにいくつもしまわれている。
「街」から始まるソロ活動の中で体験し無意識に増えていった「種」
種が発芽するのは予想もつかない。
無意識の種が意思を持つ想いに変わる。
涙という水滴が溢れ出す想いを芽吹かせ連れて来る。
insitution_img0khmhm.jpg
白い闇
平安結祈の映画の画面が真っ白になる数秒がある。
平安神宮LIVE初日に見た「白の恐怖」
ステージ全体がスモークに包まれまったく何も見えない。
LIVEが始まったというのに音はあるが何も見えない。
このまま進むのか。。。
ざわめく気持ちと先の見えない成り行きを不安になった。
あの時が映画の中にある。
作品の中、ましてやドキュメンタリーに準じる作品で。
RADIOだと放送事故もんの映像です。
そして浮かび上がるシルエットは黒ではなく予想外のピンクに染まった剛さんでした。



この2つのシーンを見つけた時、十年のソロ活動を共有と共感で重ねたオーディエンスと
同じ心のを持つ堤監督を感じた。

追記:KenKenのベースヘッドの下にペグ発見、六弦だったんだ。



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