78歳のオーディエンス78歳のアーティスト [RADIO]
12月10日放送 Fashion & Music Book bayfm78
20歳のファン78歳のファンが毎週土曜日のRADIOを楽しみにしている、その年齢の振り幅に驚かされる。
ジョンレノンスーパーLIVEの感動から醒めない自分に素敵な言葉が飛び込んで来た。
78歳のリスナーからのメールを読み78歳へ返す剛さんの言葉に嬉しくなった。
今年78歳のヨーコさんのパフォーマンスを見た直後だけにリスナーのスミレさんのラジオ局にメールを届けるパワーが頼もしく思います。
剛さんがコメントで返したのは・・・
「この国の色々な変化を一番見て来たんじゃないかな人・・・これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
ファンでいてくださいね」
ライジングを聞いてて自分も同じことを受け取っていただけに32歳でこのような洞察をするのにも驚いた。
スミレさんもヨーコさんと同時代を生きてきて同じようにこの国を見てきてる。
その方が選ぶアーティストが堂本剛なのです。
広島市現代美術館で開催された第8回ヒロシマ賞受賞記念オノ・ヨーコ展「希望の路」
TEH ROAD OF HOPE YOKO ONO 2011
広島現代美術館ホームページより
アステールプラザ2011年7月31日Photo by Keiichi Moto
「ライジング」のパフォーマンスをするヨーコさんです。
12月8日の78歳のアーティストのメッセージは圧巻でした。
彼女をかき立てる想いを伝えるアートには「嘘がない」
書のパフォーマンス アステールプラザ広島2011年7月31日 Photo by Keilchi Moto
参加できないが、ホームページでの作品群を見てても充分に伝わる。
ヒロシマのリアリティはを被曝者でない自分にとっても「恐怖」を疑似体験することになった。
壁にヨーコさんが墨字で板書された「希望の路」
夢というはるか遠い目的ではなく「HOPE」になっていた。
そしてこの ことばも見つけた。
ヒロシマ平和記念資料館で衝撃をうけた出迎えの言葉も水でした。
「水をくれ」
墨のしたたりおちる黒いすじは原爆投下後に放射能を拡散した「黒い雨」に見えるのです。
ヨーコさんの創り出す作品は容赦のないリアルを受け取ります、そして自分に迫るのです。
白壁に残った黒い雨の痕 寄贈者:八島秋次郎氏
被曝場所:古田町高須 爆心地からの距離:3,700m
音楽にリアルと今の想いを吹き込む・・・だからファンでいられるのです。
アーティストでない自分は78歳のオーディエンスをめざしてLIVEをこころから待つのです。
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