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喧嘩できるドン [RADIO]

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 オリジナル モノBOX ブートレグシリーズ11月10日発売決定

最近新聞の記事で知った、音楽業界を変えるBigな人です。

USA を震撼させてるアーティストはボブ・ディラン。
ネットの不法ダウンロードの違法にから発して

CDなんかクダラナイ

との発言に至。
そりゃレコード会社、CDショップの逆鱗に触れるわ。
敵対する不法ダウンロード商法を攻撃するまではヨシとして
CDに対して価値が無いとまで言う大御所
アメリカ音楽業界の宝が言っちゃうもんだから影響力はもの凄い。

彼はLIVE以外は認めないのだ。

自分の楽曲は足を運んで会場に来る人々に、今日だけの音楽を聴いて欲しいということです。
もともとLIVEでオリジナル(CD音源)の通りには唄わないし、歌詞も変えちゃうのだから
CDは意味がないと言い切れる「シンガーソングライター」の強さです。
毎日変わるセットリストにつられオーディエンスも通います。
今年の日本公演もすべてライブハウスZepp OSAKA5日間 NAGOYA3日間  Tokyo7日間計15日慣行した69歳です。
今年はアジアの16日その後ヨーロッパ25、アメリカ22計73日9月4日シアトルで終了。凄い。
(過去の日本公演も精力的に地方を網羅)
大きいハコに大都市にも固執していませんでした。

資本主義の競争社会の中で営利目的の企業としては瀕死のレコード会社。
大手のCDショップが閉店に追い込まれる時勢です。
援助する側のアーティストの発言は飼い犬に手を噛まれた・・・そんなレベルなんだろうね。
昨年リリースのアルバムが全米、全英一位のアーティストなだけにボブに「CDは意味がない」と言われたら怒るよね。
そのボブが叩き出す利益で巨体を動かしてる企業としては。
本人にとっては「唄いたい歌を唄わせてくれる場所があれば孫の通う幼稚園でも唄う」のです。
(帰宅した幼稚園児は怖い歌をギターで歌う変なオジサンが来た、と親に報告している)

確かに不正ダウンロードは問題です。
本屋の立ち読みよりタチが悪い、持ち帰りしているのだからね。
ではバラ売りの1曲ダウンロードはどうなんだろう。
この弊害は当初から想定できたはず。
ならば企業努力としてCD離れを阻止する対策も同時に進行するべきだった。
時間のある内に。

ボブ・ディランのコメントにナーバスになる前に彼の音楽人生で得たヒントを教訓にして欲しい。

機材の進化で生とは別モノの録音されている音源にウンザリなんだよね。
生で聴くと最悪なアーティストがPAの手腕で天使のごとき唄声になったりする
アーティスト自身の思い描く作品とはかけ離れ「売る」為の楽曲に仕立て直される
どこぞでヒットすれば追従して出す
とりあえず「美しい楽曲だけど心に響かない」の大量生産
あげたらキリのないほど魅力がない商品の山となる。

旧音源でも’70年代’80年代の楽曲が素晴らしくて聴くのです。
リマスター版も買いたくなるのです。
魂の無い商品にはお金を出しません、だから不正ダウンロードになるんです。

東のRADIOで危惧していた答えです。

ボブ・ディラン発言で考え、動かざるアーティストに起死回生は望めない。
彼の音楽を待ちわびる人々に
一生に一回でも生音の音楽を届けるLIVE活動
地味だが確実に彼の音楽の虜になる。
アルバムのかたすみに置かれた珠玉の自分だけの1曲と出会える
生活の中にもボブの音楽を置きたくなる、
そしてCDのアルバムの発売が待ち遠しくなる。
時間はかかるが彼の音楽に対する真摯な姿を学んで欲しい。
MCも無く笑いも無く、オーディエンスに微笑む事も無く
音楽をしに来るだけの大御所の姿に学んで欲しい。
小さなハコで気持ちの通じ合う仲間と
心に沁みる音楽を届ける姿を。
それでいいのだ。

音楽が不景気と言われてるが
不景気では無い、ネット社会が発達し聞き方が変っただけ
アーティストがシステムに乗っかり過ぎている
アーティストは生みだすものサポートする環境(組織)もアーティストに合わせて世の中へ送り出す
表現者も組織を勉強し納得の行く場(RADIO?)を見つけていく大切にする。
伝えようとする大人、変な力(慣例)と喧嘩してくれる人が大事。
この人が喧嘩してくれたら世の中のRADIOが変る、世の中の音楽が変るって人いっぱいいる。
そういう役目を貰っている人(重鎮)が喧嘩(改革)をしない。
ドンが喧嘩をせず自分の都合だけで動いてしまうと自分だけに良い(利己主義)世の中には良いことにはならない。
アーティストの唄いたい歌が歌える
アーティストの表現ができRADIOももっともっと今以上に人々の心に響く言葉が届けられる。
(本日剛さんのRADIOコメント)

東のRASDIOで語られた熱き言葉、その通りです。
今の音楽業界への問題意識を持つアーティストは確実に
増えていることも事実です。
ドンと呼ばれる年代の大人は個人の損得抜きにパブリックサービスに
時間を使う人生に切り替える時期ですよ!
69歳のアーティストが示すがごとく。
ついでこのドン,自身のLIVEチケットのダフ屋対策も企画敢行している。
前売りは出さない。
当日現金でひとり一枚のみ。
昔のやり方に戻すことで高騰するチケット代、闇で取引されることを未然に防ぐ効果的な方法として消費者マインドに立つ方法が新鮮と報道されている。

やるね、ボブ・ディランの側近たち。
[ひらめき]←情報ソース

カード会社に興行主にチケット代行会社に喧嘩売ってます。
私たちオーディエンスを守る為に。
bdオンタリオ.jpg
キーボードで仕事中のドンです。

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