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サマフェスの原点は奈良、東大寺大仏殿LIVE [イベント報告メモ]

GLOCAY

 

ローカルからグローバルへの発信するイベントの代表はロックフェスティバル。
現在日本各地で開催されてる地方型サマーフェスティバルの原点はNARAにある。
ジャズフェスティバルが主流の時代を経て地方ののどかな自然の中で音楽を楽しむサマーフェスティバル、通称、サマフェスは現在も各地で行なわれている。
海外から参加の大物アーティストにとっても単独開催のリスクを避け、ゲストでの出演は気持ちも軽く引き受けやすい。まして地方開催のフジロック、都市開催のサマソニックは海外でも地名度もあることから近年かなりの大物が参加をするし、これからこのROCKの世界で名をあげたい新人君にとってもチャンスな訳で実力ある若手の参加も楽しみなイベントになっている。

そのサマフェスで海外で注目をあげた始まりが1994年NARA開催のロックフェスティバルでした。
GME '94 (The Great Music Experience '94) あをによし」
会場          :「東大寺大仏殿前」(世界遺産)
日程          :1994年5月20日~22日
主催          :ユネスコ財団
プロデューサー     :ジョージ・マーティン
海外参加アーティスト     :ボブ・ディラン、ジョン・ボンジョビ、 

                                                    ジョニ・ミッチェル、 イ ンエクセス、

                                                    フィル・パーマー、マイケル・ケーメン

                                                    ウ ェイン・ショーター、ロジャー・テイラー、劉宏軍

日本アーティスト    :玉置浩二、喜納昌吉、近藤等則、X-JAPAN、
                                     布袋寅泰、スティーヴエトウ、レナード衛藤                       


シルクロードの最終地が奈良の「東大寺大仏殿」であることから「西」と「東」が出会うをコンセプトにユネスコの主催で実現したLIVEです。
世界遺産の地で未来へ残す新しい音楽の創造をコンセプトに海外大物アーティストと東洋の音楽がミックスチャーされたセッションはなんとも混沌としたものでした。
参考文献 西田浩著「ロック・フェスティバル」新潮新書2007年7月20日刊行
当時の評価はかなりお粗末で、唯一喜納昌吉のみがLIVEにこの音楽祭に魂を入れた。
と報道されています。
彼の歌う『花』が始まると優しく霧雨が会場に降り注ぎ、唄の終わりと共にピタリと止んだ。
霧雨は大仏さまの御顔を濡らしまるで歌に泣いているようだった。(by琉球新聞)
島ンチュウは大和ンチュウで魂を揺さぶる歌を奉納したようです。
海外では地名度の高いレナード衛藤氏の和太鼓と布袋さんのギターのセッションも荘厳にライトアップされた奈良大仏殿を背景にエキゾチックに映ったようです。アメリカを代表するボブ・デュラン、ジャズのジョニ・ミッチェル、サックスのウ ェイン・ショーターボン・ジョビだれもが単独LIVE可能なアーティストが心をひとつに「NARA」を表現していた。
告知が不十分で観客動員もままならず、最後に当時に人気バンドの参加を急遽決定。後々物議を起こすことになる。

まだまだ、世界規模のイベントを経験していない頃のカオス状態なのが本書からもわかる。

ENDLICHERI☆ENDLICHERIがNARAで歌いたい理由は単に「生まれ育った地」というだけでなく、大和の血が呼んでいるのではないのかとも思う。

救いのない現世から民衆の心をひとつにし極楽浄土に導いてくれる、すがれるシンボルとして東大寺大仏を建立。
それを題材にした、天才仏師の苦難を描く、’52年の大映映画「大仏開眼」では描かれていたような気がする
745年に完成した「東大寺大仏」そのメッセージが今もなお私達を呼び寄せているようにも思える。
ちなみに大仏建立に起源し4月9日は「大仏さまの日」に制定されてます。

(4月9日は堂本剛の出産予定日でしたが、お母様の希望で翌日10日に日延べしたエピソードがあります)


NARA魂です。

世界遺産での開催は東大寺も過去に許可している事実
スティーヴさんも参加していること・・・・・

これらに「未来へ残す音楽」としてENDLICHERI☆ENDLICHERIの奈良FUNKが
演奏される「夢」是非にも実現して欲しいと思います。
地方からグローバルへの実現にむけても
世界の音楽シーンに「大和」が羽ばたくのも見てみたいのが本音かな。


GLOCAY

 


ロック・フェスティバル (新潮新書 (222))

ロック・フェスティバル (新潮新書 (222))

  • 作者: 西田 浩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/07
  • メディア: 単行本

 


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JUN's memo second stageスタート [堂本剛]

2012年7月1日
5年目の突入を迎え
ブログのアドレスが変わります。
ブログTop画たんぽぽ青空ミントBU綿毛f.jpg

セカンドステージへは、こちらから飛べます。



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「三聖樹」 [SHAMANIPPON]

shamanippon的ガイドmemo

奈良で見つけた「聖樹」

ship建設には当初「木造」のドーム型建物を希望していた。
「未来への忘れ物」は開閉式ドームの天上を解放し空に向かって歌いたい・・・。
壮大な要望は実現せず「木」の客席だけが実現した。
そういえば会場客席に入り、最初に向かえてくれたのは「木」の香りでした。
製材で成り立つ「十津川村」の木材を使用してが理想だったんだろうね。
以前にイベントでチェーンソー・アーティストに木の彫刻パフォーマンス依頼してた。
「木」のこだわりはこの時にもありました。
 
木の中でも「聖樹」と呼ばれる樹の存在を知りました。

奈良のお寺さんを回ると3つの「聖樹」が頻繁に登場する。
お釈迦様が生まれた時の「アショカ樹」(無憂樹)
お釈迦様が悟りを開かれた「印度菩提樹」
お釈迦様が涅槃に入られた「沙羅双樹」

そのうちの「菩提樹」のお話をして頂いたのが西大寺さん、そして菩提樹を見た。
何回も訪れていて目には触れているのにお話を聞くまで知らないでいた。

自分の見た「菩提樹」と「沙羅の樹」は愛らしかったのです。
西大寺菩提樹R0153738.jpg
菩提樹の構成はファミリーです。
大きな葉が屋根のようにかぶさりその下に、スリムな葉はママ、ママからいくつもの可愛い実(菩提子)が下ります。
ファミリー構成なのです。
このファミリーが700年の大樹にビッシリ集まり葉を広げているのです。
日本では中国渡来のシナノキ科が菩提樹として寺院に植えられています。
お釈迦さまの悟りを開かれたときのは印度菩提樹で桑科の木です。


西大寺菩提樹R0153741.jpg
西大寺愛染堂正面右にあります。
今年は豊作だそうで,菩提樹の実は収穫され「念珠」として販売されている。

唐招提寺の沙羅双樹の樹
鑑真和上の御廟(お墓)にありました。
つるっとした幹に椿に似た大降りの花をつけるとのこと、
散り際も椿のように花ごとポトリと落ちるそうです。
かなり高い場所で咲くので中々お花の存在が解りにくく、
地面に落下したお花を見て初めて咲いていたことを知るのだと、お墓を守る係の方にお知えて頂いた。
沙羅双樹R0153449.jpg
椿のような実がなります。
まるでオッパイみたい、愛嬌がありまた。

菩提樹、沙羅双樹どちらも熱帯地方原産種なため日本の風土で変容して今に残ってます。
アショカ樹は温室でないと育成が困難なため自生はしていないのかもしれません。
 

お釈迦さまの人生の誕生、岐路、終焉に関わるため「三聖樹」と呼ばれてる。
そのお釈迦さまの岐路とは28歳まで裕福な王子さまが29歳で出家
菩提樹の樹の下で「すべては縁によって成立している」の悟りを35歳で開かれる。
沙羅双樹林の中で「わたしの説いた教えを守り己を信じるように」と説き80歳で入滅。
これは薬師寺さんの東回廊に展示されていた説明文「八相」の一部です。

印度の熱射を避けるため大きな木の下で民衆を集め教え解いて廻る45年間の人生を送られた。
「大樹」の木陰に人々が集まるって、LIVE会場に通じるんだなぁ〜と感じました。
音楽という想いの入った願いを毎回受け取る自分にはそう感じます。
 
緑の中でLIVE・・・木々に囲まれたLIVE・・・大樹の下のLIVE,理想です。
 
 大樹夏LIVEOZ.jpg

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薬師寺「白と黒」 [SHAMANIPPON]

shamanippon的ガイドmemo

薬師寺の「黒と白」

薬師寺さんのイメージは白く輝く「西塔」(さいとう)と黒く重い「東塔」(とうとう)の対比でした。
東塔が現在解体修復工事中なので今しばらくはお預けです。
そして幾度も戦火を潜り抜けた黒く輝く薬師三尊像の迫力は圧巻です。
黄金に輝いていた事を想像も出来きないくらい「黒」が似合います。
薬師寺さんには「白」(新生)と1300年の時の持つ「黒」(時代)の共存が印象的です。

そこで今回のテーマは「白と黒」
訪れた日も前回と同じ雨降り。
薬師寺さんに入った瞬間から雨あしが強く近づくことができず雨宿り。
薬師寺東塔R0153565.jpg
ストライプのおしゃれな被いの中で解体作業が進んでいる東塔。

今年も雨だね。
2010年のLIVE前に訪れ日を思い出します。
小雨になり、まずは期待の蓮の葉の水滴を見に行きます。

薬師寺水滴R0153614.jpg
本降り雨だけににぎやかです。
白玉は真珠を指しますが水晶のように煌めいています。


薬師寺funkR0153684.jpg
大玉になった水滴にFUNK サインを投影、当然歪むね球体なので。


薬師寺白蓮R0153640.jpg
白の蓮のつぼみも雫に見える。

黒蜂R0153632.jpg
黒い蜂くん発見、今回もカメラ目線をキャッチしました。
なぜ昆虫遭遇率が高いのか、お花を写す事が多いからです。
 
薬師寺東回廊R0153659.jpg
東回廊の白い廊下、実はこの真横の国宝、東院堂は板の間がまっ黒のお堂です。
鎌倉時代の建築には、禅の影響があったようです。
回廊の優美さと、東院堂の質実剛健の対比も面白い。
 
薬師寺机帳R0153572.jpg
薬師寺さんの門帳は「白無地」に布筋(のすじ)の縞模様が映えます。

薬師寺白萩R0153694.jpg
白い萩の花、もちろん薄紅も咲いてますが今回は白を激写。

薬師寺白萩群生R0153696.jpg
群生は見事です。

薬師寺くちなしR0153619.jpg
生け垣になってるクチナシ。小ぶりの花の群れが四角に刈られてます。


薬師寺白鳩R0153721.jpg
偶然目の前にいた白鳩くん。怯えもせず歩き回ります。

薬師寺白壁R0153725.jpg
仲間と蔵の上に止まります。左から2番目が白鳩くんです。
白い壁と瓦のコントラストが面白い。


白鳳伽藍と玄奘三蔵院伽藍で見つけた白と黒

真っ黒になったココロを鎮めるため写経してきました。
1時間半の間に無心に文字をなぞります。
真っ白にはなりませんが、灰色くらいにはなったかな?
この日の雨天の空の色です。
「黒」か「白」かだけではないのです。

人間、灰色の時間もあるものだ。


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二月堂「灯と闇」 [SHAMANIPPON]

shamanippon的ガイドmemo

東大寺・二月堂「灯と闇」

「にひ」の背景映像の蛍が気になる。

子供の頃夏休み滞在した、田舎には当たり前にいた。
蛍くん最近は見てないです
なんと奈良市内で蛍が飛ぶのです。
イベントなどで放たれ飛ばさせられるのではありません。
大仏蛍と呼ばれますが源氏蛍が生息してるのです。
二月堂への裏参道の遊歩道に出現するとの情報をもとに探しに行きました。
広大な東大寺、真っ暗な上土地感もなく心細い限りです。
行きに選んだのは大仏殿正面から右へそれる通常の表参道、
案内版を頼りに二月堂へ向かうが暗闇を突き進むのにためらいが出始める。
木立に入ると月灯りも途絶え真っ暗です。

突然目に入ったのが豪勢な灯り群。
二月堂R0153261.jpg
夜の二月堂は常夜灯でキラキラ目立つし観光客の声も聞こえて安心する。
実は隠れたナイトスポットなのでした。

行灯丸R0153265.jpg
カタチ色々な常夜灯で向かえてくれます。
まさか漆黒の地の奥にこの世界があるとは夢にも思わなかった。
行灯二月堂R0153280.jpg

行灯市松R0153273.jpg


万灯籠R0153272.jpg

月と常夜灯R0153283.jpg

灯りを見て気持ちが安すらぎ、勢いがついて裏参道の遊歩道へ繰り出す。
人気のない裏参道は自分一人下り始めるがヤハリ心細い、
ナイトレインボウR0153299.jpg
月夜なので闇夜ではないがお寺さんの屋根瓦が魔物に見える。

左に小川が流れ、なんとなく薄暗く湿気もあり
蛍のいそうな、それらしい雰囲気なのだが保証はない。
その場所は解るものです。
橋の傍に人の気配、諦めて帰る二人連れを見つけ、その人たちのいた場所へ移動。

今夜の大本命



そして見つけた。
呆気ないほど簡単に見つけてしまった。
ゆらゆら飛行する蛍です。
蛍R0153300.jpg
自分のチカラでは到底デジカメでは写せません。
画像下の横長い「点」が蛍。
一匹と思いきや目が暗闇に慣れ集中してくると茂みに3匹飛んでる。
その内の一匹が川から離れ自分にめがけて飛んで来る。
明るい街灯の下で飛行するが、じっとはしてない。
パニクる自分、そして写したのが

蛍騒動R0153320.jpg
蛍がどこにいるの解らない大騒な絵になってしまった。
暗い中をふぁ〜ふぁ〜舞うのは幻想的かつ詩的で感動なのに
明るい場所の蛍は発光せず緑の羽を持つ昆虫でしか無かった。
幻滅かつ暴力的、右手で写しながら無意識に左手が捕獲しようとする自分です。

灯りは昼間の顔を隠し、想いだけが灯る
行灯のボォーっとした光は心が落ち着く
イヤなこと見たくない事が消えて
ホンワカと灯りだけが灯る
二月堂の灯りはそれを教えてくれた。

闇を飛ぶ蛍を美しいと感動し、安らいだのに
いざ手に届く近さの明るい場所で実体を見てしまうと
他の虫と変わらない行動に出てしまう。

背中合わせの二面性。
「灯」と「闇」はそんなことを教えてくれた。
 もうひとつの[hikari]と[kage]でした。
 
 
 
奈良の夜は虫よけスプレーとミニ懐中電灯の携行は必須です。

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七月スタート [SHAMANIPPON]

夏・スタート
g帯男女カップル.jpg

shamanippon-ラカチノヒトLIVE後半へ突入です。
そして・・・
BIG☆SISTERJUN's MEMO
 5th
2007年7月1日開始
このページもいっぱいいっぱい
あたらしい何かを考えなくちゃだ。

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ステージmemo 五弦ベース [SHAMANIPPON]

session五弦ベース
 
 リアル五弦べ−スステージシルエット.jpg
 
 
 
 リアルステージ五弦ベースシルエットa.jpg
Conceptual image    Fellowship

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唐招提寺「光と陰」 [SHAMANIPPON]

shamanippon的ガイドmemo

唐招提寺の「光と陰」

shipの裏に流れる秋篠川には遊歩道が延々と続く。
shipを背中にズンズン進むと唐招提寺へ繋がる。
その先は薬師寺です。
左には若草山、さらに大和の山々が連なる。
右前方に木立がこんもりと見えてきたら唐招提寺。

この寺は「森」の中にある。

前回訪れたのは土砂降りの中、かなり哀しい想いで訪れた。
南門での最敬礼はその先このお寺の先、平城宮へしていた。
辿りつかない平城宮跡大極殿野外LIVEが遠のく哀しさが涙を落とさせた。
2012年少しづつ少しづつ近づいている。
その実感は晴天の空のごとくに嬉しい。
ゲンキンなものです。

唐招提寺は鑑真和上を祖とする戒律と教えを重んじる僧侶たちの勉学の寺です。
仏閣では初めの先先端ガイドを借り巡ります。

今回 テーマは「光と陰」
hihumiyoさんの影響です。


まず向かったのは蓮の池。
今年は咲いているのだろうか?
ワイルドだぜ〜〜は変わらない。
ショウブと蓮がごちゃごちゃだ。
その中で見つけたのが蓮の葉に陰を落とす紅葉の陰。
陰も色を持つんだね。
紅葉陰R0153354.jpg
蓮の葉はには毎回驚かされる。雨の日の水滴、晴の日の陰この蓮の葉の包容力なのか。

このお寺さんは貧乏です。
檀家もスポンサーも商売っ気もなく「律」を重んじる。
故に建立されている伽藍、建物は裕福な他のお寺さんからの移築で成り立つ。

綻びを修復する風景を見ました。
宮大工さんのお話は最新ガイドよりも愛情と仕事への愛着に満ちていた。
修復陰R0153395.jpg
土中から見つかる瓦の欠片を取り除きながら掘り進める。
剛さんの「埃」のエピソードが思い出されます。
欠片(かけら)一つといえ時代をくぐり抜けてきた証人です。
捨てられないよね、次の時代の人々に申し訳ないもの。
光が射し骨組みが透けて見えました。


本院内には僧侶手植えの蓮が見事に開花。
より中国種に近いため大降りで華やかな大陸的な蓮の花たちでした。
蓮陰R0153390.jpg
これから莟に戻ろとするところかな?蓮の花影です。


木立はどこもかしこもアートしています。
ヒフミヨのTシャツのコンセプトが思い出される。
自然界の音・・・
木立陰R0153407.jpg
 
参道陰R0153412.jpg
 
参道陰R0153416.jpg

fnuk陰R0153423.jpg

国宝鑑真和上像が祀られている御御陰堂。
この建物も興福寺一乗院門跡からの頂きもの。
御御陰堂R0153404.jpg
森の中からだと光輝く世界に見える。

鑑真和上像が年三日間しか公開されないのは世界遺産を傷つける者のせい。
たった数人の不届き者は何万人もの人々から取り上げた。
守るためには「隠す」しかない。
落書きR0153477.jpg
金堂で見つけた不可解な傷、不自然な跡。これがイタズラなのだとしたら白い跡は血に見える。



鑑真和上のお墓は森の奥の奥。
ひっそりと眠られています。
この広大なお寺でお墓は鑑真和上だけ。
どれほど大切にされているかが解る。
お墓には中国渡来の珍しいお花や木々で囲まれていた。
故郷中国楊州から寄進された瓊花(けいか)
仏教には縁のある沙羅双樹
この日は甘い匂いはクチナシの花が咲いていた。
八重咲きではない、六弁の質素なクチナシです。
 
クチナシと蜂R0153438.jpg
甘い匂いは虫を呼ぶ。
 
クチナシR0153441.jpg
光が射し通して瑞々しい。


門を潜り中へ一歩踏み込み正面に鎮座する塔が見えとき背筋がピンとしました。
1300年前の唐人の恩を感じずにはいられません。
そのことを伝えてくれるのはお墓をお掃除していた方が丁寧に教えてくれる。
どんなガイドさんもかなわない愛情溢れる逸話です。
 
講堂は勉学の場そこで見つけた「誇り高き貧乏」
 戸壽R0153451.jpg
門帳の布筋(のすじ)ほころびです。
律の精神の表れとすると「美しい」と思える。
文様が「桔梗」なのも普段着だね。
 
金堂戸簾R0153478.jpg
国宝、毘盧遮那仏の祀られている金堂の文様は「鳳凰」布筋(のすじ)ほころびは同じです。

 
金堂の屋根、天平の甍は修復も終えみごとです。
甍陰R0153482.jpg
その陰は1300年前と変わらない。
普遍です時空を超えて目に映ります。
 
 
本日唯一LIVEへ参加。
光と陰を見ました。
「誰からも好かれようとすると、自分を見失うなうもの」
「いたらないのも味のうちー」
この言葉を思い出しました。
ココロの肩こりはひどくなっていた気がします。
 
 


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気まぐれOff Time吉野奥千本 [SHAMANIPPON]

チケ無し参加の3日目
goodsも買いそびれて・・・何やってんだか。
自分「明日は買えるのですか?』
係の方「それだけ(goods買うためだけで来たの)ですか?」
自分「goods買うために観光はキャンセルして並ぶのおかしいです」
係の方「・・・・」
困らせた。
でもしっかり気の向くまま毎日奈良を歩き回ってるのです。

本日は吉野行き
前回金峯山寺の権現さんとは対峙した。
その先の奥千本は土砂降りで諦めた。
そのリベンジです。
ケーブルで山頂からバスに乗り継ぎ一気に奥千本へ。
対向車無し、ぐわんぐわん上る登る、杉木立の山奥へ連れて行かれた。
あの日「自力で行きます」と歩き始めた自分に地元の方が止めた理由が解った。

無理、無茶、無謀を通り超して自殺行為です。
竹林院の急の大雨は天の警告だったんだ。


奥千本バス亭R0153238.jpg
奥千本のバス亭からでさえ無謀でした。
次の課題はトレーニングとトレッキングシューズです。

金峰神社R0153228.jpg
待っていたのは絶景。

金峰神社 R0153229.jpg
山のひなびた社、金峯神社は吉野山の地主神

山R0153234.jpg
ここからが地獄の山登り。

西行庵R0153233.jpg
諦めた西行庵

義経隠れ塔R0153235.jpg
見つけた空間。

山岳信仰の荒行者尊敬します。
この行程毎日何十年です。

美味しいお豆腐料理と豆乳でお腹いっぱいにして金峰山寺蔵王堂へ。
今は秘仏は公開されてません。
前回の記憶とまほろば館で見た権現さんが目に浮かび寂しくはありません。
御簾の向こうにはたしかにおわすからです。

吉野のお豆腐のお店で偶然見つけた雑誌「まほろびすと」の文章がステキでした。

「Phitoでことまぐ」
文:U1

魅力の深度は、かなり深いはずなのに
口下手で、あんまり自分のことを語らない。
たしかに地味で素朴
至れり尽くせりのライバルと比べると
華やかさに欠けるかも。
でも、それはそれで、いいかな。
誰れからも好かれようとすると、自分を見失うもの。
いたらないのも味のうちー。
その想いが、愛着へと形を変えてゆく
気負わず、普段着のまま付き合えて
心の肩こりをそっとときほぐしてくれる。
なにより、知ったぶんだけ喜びにして返してくれる。

そんな奈良のことが全部ひっくるめて

愛しいのです。

まほろびすと創刊号より

この文章に出逢えたのが一番かな。
自分では表現しきれない奈良への想いを文章にしています。
本気で奈良を愛する方の文章です。
photo:Miki.Wさんの写真もステキでした。

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しゃましょい大活躍 [SHAMANIPPON]

チケット無し、goods無しで二日目


shipで見つけたしゃましょいアレンジがステキなのです。

ブログ公開にみなさん即答で了解を下さいます。
みんな自慢のカスタマイズなのです。
気持ちが一つ、嬉しさがビンビン伝わります。
gTシャツのロンスカR0153205.jpg
gTシャツのロンスカR0153205.jpg


まずはお仲間さん
gTシャツのロンスカR0153205.jpg
Tシャツのロングスカートはオトナのアレンジ
中へ入れ込んだ袖がサイドポケット風になります。
しゃましょいバックでコーディーネート
サンダルをグレーで抜け感が爽やかです。



gキュロットR0153209.jpg
しゃましょいキュロット
黒のレギンスでテッパンコーディ
ギャザーのタックで乙女度を上げたのが大正解
トップスは「ヒフミヨ」のカットソーです、
g男の子R0153206.jpg
しゃましょいkidsは顔出しOK
ハンパ丈パンツに
ダイダイ染めshamanipponロゴのオリジナルTシャツ
だけじゃない△くんキーホルダーもお手製でした。
ドレスコードは赤スニーカー
おにぎりバックで全身が剛さんでナイスだよ、ボク!

gスカートR0153208.jpg
しゃましょいkidsは顔出しOK
スカーフヘムのミニスカートに
トレンドの赤いチュールがのぞきます。
しゃましょいショルダー&カチューシャ
赤いアディダスはお約束


gバッグ大小R0153201.jpg
仲良しさんのしゃましょいバック
左のバックチャームは旗、ひとさまがポイント
右のチャームはロゴに鈴、サテンリボン、リリアンで和風に
揺れるとカワイイ

gしゃまショルダーR0153203.jpg
目立ってましたショルダー紐利用のその場でバック
手芸ショップで◯カンDカンを使えば即完成です。
goods買いには最適なデカバックです。

gベレーとバッグR0153202.jpg
ベレー帽、キャスケット、ターンバン小物も多数見かけました。
皆さん堂々の着こなしです。

「残り布が捨てられなくて・・・」

同じ気持ちです。


写真撮影に気持ちよく応じてくださってありがとうございました。

でもって本日もしゃましょい完売・・・。

続きはこちら


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