空 美しき我の空〜美我空 [堂本剛]
今宵は新月、月はすっぽり太陽と地球の自転の為で見えない
闇夜となる。
星たちの独占の天空となる。
5月14日9時58分から新月に突入その後は刻々と移動し
カミソリのような三日月が表れ始める
それまでが星たちだけの夜の世界となる。
そして
空、美しき我の空にはその星たちが一斉に姿を現した。
宵の明星(金星Venus)北斗七星、..無数の名も解らない星
そして異変に気がついた
明るさも輝きも他とは全く違う星が流れる
オレンジ色に点滅を繰り返しかなりの速さで
左後方から現れ舞台直上を通り右前方に消えていく
数分置きに現れ流れる光線は
1300年前にはあり得なかったよそ者
静かな山里の上空は飛行機の通り路だったのだ。
時空で時折聴こえた「轟音」の正体だった。
関西空港へ向かうのであろうこの物体をUFOとは見間違わない
時には4つの光の点滅を従えてかなり低空を移動するものもある。
星の谷に現れるこの現代のよそ者の星を交えて
賑やかな美しき、我の空を見守った。
空
今日も何か疑って・・・・
この唄い出しからして異変が起こる
幾つも帰らない青い唄 なぞった
美我空
あなたが誘う 言えない 言えない 消せない
あなたを愛しているわ
美我空
あたしのリズム幾つもの帰らない青い唄なぞった
幾つも赤い唄なぞって
美我空
あなたが誘う 言えない 言えない 消せない
あなたを愛しているわ
青と赤の唄はロッソの頃を思い出されて
氷つくような孤独な歌詞の「空」でした。
ピアノ独唱で・・・
明日香村に放った「空」は群青色の美我空だった。
動かない青い星を縫うように駆け抜ける赤い星
に音楽界に闘いを挑みチェンジを呼びかける本人の姿を投影していた。